あさぼらけ

あさ‐ぼらけ【朝ぼらけ】 〘名〙 朝、空がほのかに明るくなった時。夜明け方。

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あさ‐ぼらけ【朝ぼらけ】 〘名〙 朝、空がほのかに明るくなった時。夜明け方。

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親より先に死なない

未来の話をするのがこわい。 将来の夢、目標、人生観。 どんな人になりたいですか。どんな暮らしをしていきたいですか。 未来への質問をされる度に、今までずっと適当に答えてきた。 質問に対する答えは、何度考えても「親よりも長く生きること」が私にとっては今世のすべてで、生きる理由である。 極端かもしれないけれど、両親より一秒でも長く生きられたらそれで良い。 一秒でも先に死ぬことになったら、死んでも死にきれない。死んでも後悔するだろう。 私は四兄妹の末っ子として生まれた。 19

    • どうせいつかは死ぬんだし

      「死にたい」と口にすることを極力避けて生きている。 先日仕事中に父親から着信があった。 折り返し掛けるとただの掛け間違いだったのだが、普段父親から電話が来ることなんてほぼないので気持ちがざわざわとした。 母親とは月に数回電話をする。 何かあれば連絡が来るが、父親は仕事以外で電話やメールをまったくしない。 高齢出産で私を産んだので、私の両親は周りの同年代からすると祖父母に年齢が近い。 姉兄が親のようで、両親が祖父母のような感覚でいる。 そんな中で父親からの着信を見て、結

      • 放課後、帰りたくなんてなかった

        成人してから今年で10年が経つ。 当時の自分が思っていたであろう以上に、あっという間に三十路になっていた。 10年前、私には特別想っていた人がいて、今でもふとした時に当時のことを思い出す。 その人とは、高校生の頃から4年程付き合っていた。 なんでこんなに執着するかのように、何年も都度思い返してしまうのか。 それは未練だとかそういう理由ではないはずで、その時の記憶がただ私の人生の中で一際美しかったからなんだと、最近になって漸く気づいた。 私は、高校時代にあまり良い思い出が

        • 使い捨ての友達

          仲の良い友人が定期的に変わる人がいる。 きっと本人にはその自覚はないのだろうが、仲良しと呼ばれていた友人だった人達を使い捨てしているように私は思ってしまう。 別におかしなことではないし、関係のない私が勝手にそんなことを思おうがどうでもいいのだけれど。私はどうしてもその使い捨てられた友人たちのことが気になって仕方がない。 日々の生活の中でできた友人の中でも、趣味嗜好、仕事、年齢、住んでる場所、出身地、性別、容姿…あらゆる点で無意識にランクを付けていて、関係性もそれぞれ変わっ

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        親より先に死なない

          人から好意を向けられるのが怖い

          もう傷つく余裕なんて持ち合わせていない ----- これだけを入力してずっと下書き保存していた。 noteを始めてすぐ、狂ったようにひたすら言葉を出しては自分を整理していた。 その時に書いた記事や、上みたいなタイトルだけ書いたものの下書きがちょいちょいある。 元々日常でなにかを書くことが好きな方だ。 ふとした時にスマホのメモ機能に日記をつけたり、それこそSNSで写真だったりメンヘラポエムだったりを投稿したり。 たぶんみんなやってるんだろうけど、それを例に漏れず私もやっ

          人から好意を向けられるのが怖い

          名前を大切にしたい

          私は改名経験がある。 名前は1回、苗字は2回変わっている。 どちらもそこに私の意思はなく、そもそも記憶のない幼少期の話だったり、家族間の話し合いの結果気づいたら変わっていたり。 この先、最初に投稿した記事で触れた生い立ちの話に通じる自分語りをします。 長男である兄が亡くなり、入れ替わりで私が生まれたことを前提に書いていきます。 名前が初めて変わった時の話 生まれた時に付けられた名前は、亡くなった兄から一文字を取っていて響きも似ていた。 漢字2文字、読み仮名4文字。

          名前を大切にしたい

          親との電話中ちょっと泣いたのバレてるんだろうな

          誕生日から数日経って家族に電話をした。 私と母親は同じ誕生日なので、お互いにおめでとう、良い年にしたいねって話してすぐ別の話題へ。 「パパが〇〇(私の姉)と会えたんだよ」 何を言ってるか分からないだろうが、これを聞いた途端に私は帰り道でめちゃめちゃ泣いた。 ちょうど3年程前に、姉が両親と縁を切って出て行った。 理由は根深くて、当の本人にしか気持ちは分からないことなので何も言わないが、どちらも意地っ張りなんだと私は思っている。 私は母親のことが好きだ。 死んだ兄の代

          親との電話中ちょっと泣いたのバレてるんだろうな

          メンヘラポエマー

          「幸せじゃなさそうな時の方が、良い言葉を書くよね」 友達に言われてからずっと頭にある言葉。 いやいやいや、ちょっと待ってくださいよ。幸せになりたいんですよこっちは。 ちょうど10年程前のツイッターランドで、当時の恋愛の話を中心にメンヘラポエムツイッタラーとして日々ポエムを投稿していた。 「星が綺麗だよ、って電話した日から晴れた夜は空を見上げるようになった」 「10代にやり残したリストを作ってみたけど、なんだかラブレターみたいになった。ここ行きたいね、これ楽しそうだね、

          メンヘラポエマー