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叱らない子育てはできる?怒鳴らない親になる3ステップ!

怒鳴らないで育児することってできるの?
叱らなかったら、わがままになるのでは?

ミリオンセラー『嫌われる勇気』の
著者である岸見一郎先生は、

実は、叱ることだけでなく、
ほめることもよくないと述べています!


じゃあ一体、親はどう子どもに
接したらいいのでしょうか??


今回の記事では、岸見一郎先生が書かれた
改訂版『叱らない子育て』を参考に、

  • 叱らないほめない子育てとは何なのか?

  • 怒鳴らない親になるための3ステップ

  • 子どもに対等に接する方法

この3つについて私なりの見解を交えて紹介します。


大切なのは愛情が足りないことや
今まで怒鳴ってしまったことではありません。

「今」あなたが、子どもにどう接したらいいか?
を知って、これからやっていくことです!


毎日叱ることにうんざりしていたら、
ぜひ参考にし少しずつやってみてくださいね。


叱らないほめない子育てとは何なのか?

叱るのがよくないってことは理解できますが、
「ほめない」とはどういうことなのでしょうか?

まず、叱るのがよくない理由をまとめます。

【叱るのがよくない理由】

●子どもは叱る人のことを好きになれず、
 叱る人の話は聞くことができない

●叱られて育った子は、自分の欠点や弱点を
散々聞いてきたため、自分を好きになれない

●「叱られるかどうか」だけを考えるようになるため、
 自分で適切な行動を判断できなくなる

●大人の顔色を伺い、態度を変えるようになる

●消極的になり、人に合わせるようになる

●間違ったことに気づいても指摘しないようになる

●自分の失敗を隠そうとする

●嫌いな自分は交換することができないため、
 幸福にはなれない可能性がある

叱られて育つと、思考がネガティブになりがちで、
自分に自信を持てず、自分のやりたいことを
自ら進んで楽しむことが難しくなります。


では、「ほめること」がなぜよくないのでしょうか?
岸見先生は次のようなことを挙げています。


【ほめるのがよくない理由】

●適切な行動をする前に、ほめてくれる人が
周りにいないかを見回すようになる

●「ほめる人」がいないと適切な行動をしなくなる
=ほめられるかどうかで行動するかを決める

●人の顔色を伺って行動を判断するようになる

●親の期待通りの結果を出せないと挑戦しなくなる

●親の期待通りにできないと思うと行動できなくなる

「ほめること」が100%よくないわけでは
ないと思います。

では、ほめること叱ることの何がマズいのでしょう?

大人と子どもが「上下関係」を前提にしているから

叱る親は、子どもを自分より
下に見ているから叱っているのです。


では、褒めることはなぜなのでしょうか?

「ほめること」=「評価すること」
=能力がある人が上から下に向かって下す評価の言葉
→上下関係が前提となっている


例えば、

折り紙好きな3歳の子が恐竜を折ったのを見て、

「すごいね!上手だね!」

と言うのは、一見ほめ言葉に聞こえます。

しかし、その子にとっては、
こんなの朝メシ前かもしれません。
そう言われても嬉しくないかもしれません。


相手が能力がなく、下だと思っているからこそ、
褒めることができるというのです。


ポジティブな言葉だからといって
必ずしもその子にとって、褒め言葉に
なるとは限らないんですね。


では、子どもが何か「すごい」ことをしたら
あなたは何と言ったらいいのでしょう?


子どもではなく親友だったら、なんて言いますか?


子どもを「対等」に見てこそ、子どもが本当に
喜ぶ言葉がかけられます。


子どもを叱らない親になる3ステップ!

子どもを叱らない親になるためには、
子どもを下に見ることをやめること!!


【叱らない親になる3ステップ】

1.子どもが「生きているだけでありがたい」と
 
 心に刻み子どもへの見方を変える

2.「あなたがいてくれるだけで嬉しい、幸せ、
  ありがとう」と子どもに頻繁に伝える


3.子どもに「もう叱らない」と宣言する

難しくないですよね?
あなたが子どもを変える必要はありません。


ありのままを受け入れてくれたと感じた子どもは、
親を困らせるような問題行動はしなくなります。


とは言っても、すぐに変わることはできないもの。
だから、子どもの前で「叱らない」と断言し、
甘い自分を戒めるといいですよ。


叱る代わりに何ができる?

叱ってしまう親は「叱るだけ」で、
その時どうすればよかったのか?
何と言えば良かったのか?の適切な行動
について子どもに教えない
場合が多いようです。


あの時どうしたら良かったのか?について
子どもと話し合わないために、
また同じ失敗が繰り返され叱ります。


だから、親は叱る代わりに、
子どもとどう接すればいいかを知ることが重要


子どもに接する時のポイントは「対等な関係」

●「命令」するのではなく、「お願い」する

●「褒める」のではなく、「共感」する


もし、あなたが友人に早くしてほしい時、
どう言いますか?

「早くしなさい!」って言ったら、
喧嘩になりますよね?
最悪、友人ではなくなるかもしれません。


子どもも友人のように接します。

「もう少し早くしてくれるとうれしいな」
「あと5分で行くよ〜?」
「待っててくれて、ありがとう」
「早くしてくれて助かったよ」

お願いする時、感謝する時、共感する時、
おおげさに言う必要はありません。
目の前の子どもに伝わればいいんです。

少しずつ意識して、いつもの言葉を
変えていってみてくださいね!


親が変われば子どもも変わる。

以上、叱らないほめない子育てについて、
怒鳴らない親になるための3ステップと
子どもに接する時のポイントを紹介しました。

【叱らない親になる3ステップ】

1.子どもが「生きているだけでありがたい」と
 
 心に刻み子どもへの見方を変える

2.「あなたがいてくれるだけで嬉しい、幸せ、
  ありがとう」と子どもに頻繁に伝える


3.子どもに「もう叱らない」と宣言する

子どもに接する時のポイントは「対等な関係」

●「命令」するのではなく、「お願い」する

●「褒める」のではなく、「共感」する

叱りそうになった時、思い出してください。
今ここで、どうするのか、どんな言葉をかけるのか?
あなたが具体的に知る必要があるのだと。


今までさんざん怒鳴り散らしてしまったから
もう難しいだろうな…

子どもとの時間がとれなくて
愛情不足だったのが原因かも…


色々事情はあると思いますが、
大切なのはこれからどう接していくかです!

あなたは悪くないのだから。
どう接すればいいか知らなかっただけ。

詳しい内容は書籍で紹介されています。
ぜひ、参考にしてみてください。

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最後まで読んでいただき、
ありがとうございます!

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