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駐在準備:幼児英会話、先生はコレを教えてくれますか?

最近は、対面やオンラインで、英会話をやっているお子さんも多いでしょう。

早い方は日本語と同時に2歳くらいから初めているかもしれません。

英語の先生と言っても、幼児、小さい子どもの場合はある意味保育士の先生のようなものなので、少し特殊です。
ですので、大人の英会話の先生では教えないかもしれないあることに注目してもらいたいなと思います。

今回は、特に駐在前、または渡米してすぐにお子さんに英会話を習わせている方に必見の内容です。


「コレ」とは何か。

ズバリ幼児英語です。

日本語でも、幼児言葉はあります。
英語でももちろんたくさんあります。
そういう年齢にあった言葉を教えてくれているか、ということです。


例えば、大人になってもほとんどの人は、犬のことを「わんわん」と呼ぶことや、足のことを「あんよ」、お腹を「ぽんぽん」、寝ることを「ねんね」と言うことを知っています。
お母さんたちは、特に詳しいのではないでしょうか。

そして英語でも同じように幼児言葉があるのです。

もちろん、「犬」を「dog」として教えることは悪いことではありません。当然「dog」は知っておくべきです。

ですが、アメリカなど現地の幼稚園や小学校に入った時。
周りの子どもや先生が、「puppy」「kitten」「tummy」「pee-pee」と言っているのを、せっかく英会話を習っていたのにお子さんが理解できない可能性があります。

それは、「大人(普通)の英語」だけを習っているからです。

調べてもなかなか出てこないのに、頻度の高い、幼児・子ども英語の言い回しもあります。


例えば、教室などで「あぐらで座って」という時に使われる「あぐら」。

検索すると「あぐら」=「cross your leggs」「crossed-leg」などが出てきます。ですが、私の知る限り、アメリカの幼稚園・小学校などでは「Criss cross, applesauce」と先生たちは言います。

(参照)
https://en.wiktionary.org/wiki/criss-cross_applesauce


子どもが小さい頃、私も「何それ?」と驚きました。

そのほかにも、鬼ごっこなどの遊びの英語名やちょっとしたルールの違い、そういったことも、渡米前に教えてもらえるとお子さんは少し助かるかもしれません。


大人がわざわざ幼児英語を知る必要はないかもしれませんが、語学というのは、ある程度「年齢やその人にあったもの」を学ぶことが大切だと思っています。


日本語を学ぶ外国の方も、「私」「僕」「俺」「あたし」など、違いと用途を知り、自分にあったものを選び、その上で学んでいます。


お子さんに英会話を学ばせる上で、ある程度年齢に応じた単語などが学べているかもチェックしてみてください。


ちなみに、10代近くになると、また「女子高生言葉」のような英語が山ほど存在するので、お友達と仲良くなるためにも、それはそれで大事だなとも思います。


お読みいただき、ありがとうございました。



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