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あ、そちらの「どん」でしたか。


こんにちは、eringishimejiです。

小学生の子ども2人を育てています。

今日はちょっとした人様の楽しい勘違いの話を。


わが家は小学校の激近物件に住んでいる。
雪の中たくさん歩くのは無理だろうと思って探した物件だ。

それはとても良かったのだが、なかなかに大きな道路(片側3車線+真ん中に川を渡る橋あり)を越えなくちゃいけなくて、小1で行動に不安が付きまとう息子が心配なので、毎日送迎をしている(朝は小5の娘に任せる時もあるが)。

それで、近所のパパママとよく顔を合わせて仲良くなったりもするので、移住した身としてはその交流がとてもありがたい。


先日、息子同士がクラスメートで、家族ぐるみで仲良くしている子のパパに会った。出勤途中に息子くんを学校まで送るのが日課のパパ。

ーーあ、おはようございます!

パパ「おはようございます。」

ーー今日も雪ですね。

パパ「ですね。あ、そうだ、お菓子ありがとうございました。」

ーーいえいえ。

そうそう。
数日前、奥様がうちにいらした時に、お土産として実家からもらったお菓子を差し上げてたんだった。

パパ「あれ、ほんと美味しいですね!
でも朝、妻が、『〇〇食べる?』と聞いてきた時に、『うん、食べる』と答えて、どんなご飯が出てくるのかって待ってたんですよね。
そしたらお菓子が出てきて、びっくりしました〜。」

ーー笑笑!


何がおかしいかと言うと。


私が差し上げたのは鹿児島の銘菓「かすたどん」

ふわっふわで美味なんですよ〜。昔、浜崎あゆみがCMに出演してました。


鹿児島県産の卵をたっぷり使ったカスタードクリームを、ふんわりスポンジで包み可愛く仕上げました。

とろりとしたカスタードクリームのソフトな風味が特徴の蒸し菓子です。

お子様からお年寄りまで喜ばれる味がほのぼのと口に広がります。
 ©︎薩摩蒸氣屋ホームページより


で、奥様が朝から「かすたどん、食べる?」と聞いた時、ご主人はなんだ、それ?と思いながらも「かすた丼」が出てくると勘違いしたと言うわけだ。

確かに、馴染みない人が「かすたどん」と聞いたらピンとこないだろう。

しかも朝食時だし。「丼」と思うよね!

イメージ。帯広名物豚丼。美味です!!


「かすたどん」はカスタードと、鹿児島弁で「殿」の変形「どん」を掛け合わせたネーミングだとか。
正直、うまいことつけたな!と思う。

発売から何十年も経った今でも、私の中でのおやつランキングに常に上位にあり、県民にとっては誇りとも言えるおやつだ(私調べ)。
だから、機会があれば実家にお願いして入手している(いや、オンラインショップもあるんだけど。甘えた娘です)。


何はともあれ、美味しく召し上がられたとのことで、よかった、よかった。


そして、こんな風に些細なことでもちゃんとネタとしてお伝えしてくれるパパ、マメだなあと思った。

ちなみに、そのあとも、

・出身鹿児島なんですね〜
・あ、せごどん(西郷どん)のどんか〜
・歴史では幕末好きだから〜
・サッカーやってたから、鹿児島と言えば鹿実(鹿児島実業高校)ですね!

などと、お菓子1つから話をどんどん膨らませてくれるパパのコミュ力に脱帽した朝のエピソード。


このご夫婦、ママも面白くて大好きなので、いつか書かせていただこうと思ってます(勝手に)。



※後日、ほんとに書きました↓↓


新しい土地で出会う素敵な方々。
みなさんのおかげで、この街での生活が楽しく充実しています。

これからも仲良くしてくださいね!



※画像、お借りしました。



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