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Art|火曜テーマ|January 2020-??

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毎日更新している僕のnoteには、曜日ごとにテーマがあります。このマガジンは火曜テーマ「Art」をまとめたマガジンです。 月 Life 生き方 火 Art 今週の1枚 水 Fo… もっと読む
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記事一覧

【11/12まで】街に降りてきた鬼〈かみ〉がふと現れるとき ー九鬼祭ー

地下鉄の駅で電車をボーっと待っているときに、視界の外れを動く存在に驚かされるときがある。…

料理に感じた小説のような物語性と多面主義(いわゆるキュビスム)

白金高輪から天現寺交差点、恵比寿を結ぶ白金北里通から白金の丘学園の交差点から北に入る道を…

Art|時空旅人別冊《孤高の画家 ゴッホ》で執筆しました

8/31に発売になった時空旅人別冊《孤高の画家 ゴッホ》(三栄、1200円・税込)で執筆を担当し…

Art|残念に修復された?フェルメールの《窓辺で手紙を読む女》は、本当に残念なのか

ドイツのドレスデン美術館に所蔵されているフェルメールの作品《窓辺で手紙を読む女》の修復が…

Art|名画は誰が決めるのか

アルベール・ベナールというフランスの画家がいます。日本ではあまり知られていない画家ではあ…

Art|技術が表現を支え、表現が技術を必要とする

東京・四谷三丁目のArtcomplex Center of Tokyoで開催されているプロレスをテーマにしたグルー…

Art|アンリ・ルソー《婚礼》

アンリ・ルソーは、ルノワールの3歳年下で、ほぼ印象派の画家たちと同じ年代である。もともと、パリ市の税関に勤める税関吏で、本格的に絵を描くようになったのは40歳になってから。そのため、色彩重視の印象派の影響はまったくみられない。61歳で描いた代表作《婚礼》のように、切り絵のように画面に押し付けられた人物と、遠近感のない構図の画風は、異質といえるだろう。 現実世界を写真のようにカンヴァスに再現することが、長く西洋絵画のルールだった。印象派すら乗り越えられなかった、このルールを素

Art|幅45m、高さ7mの巨大スクリーンに映し出された若冲の鶏の間で、あなたは何を感…

現在、東京・大手町の大手町三井ホールで開催中のデジタルアート展「巨大映像で迫る五大絵師」…

Art|展覧会ではなく祈りの場だった「国宝 聖林寺十一面観音 ― 三輪山信仰のみほと…

東京国立博物館で開催されている特別展「国宝 聖林寺十一面観音 ― 三輪山信仰のみほとけ」…

Art|クレラー=ミュラー美術館

オランダの中央部にあるデ・ホーヘ・フェルウェ国立公園の一角に、クレラー=ミュラー美術館は…

Art|プラド美術館の思い出

マドリードにある国立のプラド美術館にいったのは2017年のこと。スペインには、100年ごとに大…

Art|未発見の小惑星と屈折する星屑

みなとみらい線の馬車道駅からすぐのBankART KAIKOという場所で、伊勢市クリエイターズ・ワー…

Art|京都・法然院、ガラスの枯山水、西中千人さん

京都・東山、琵琶湖疎水という小川の南禅寺から銀閣寺を結ぶ「哲学の道」と呼ばれる小道の途中…

Art|オーギュスタン美術館、フランス・トゥールーズ

はじめてのフランスは、2014年。シュドウエスト(南西部)地方のワイン取材でした。 ロートレックが生まれた街、トゥールーズに滞在する機会があり、滞在中には自由時間もありました。せっかくならヨーロッパの美術館を観てみたいと思い、修道院の建物を改築してできたオーギュスタン美術館に行きました。 本で見たような西洋美術を見て、やっぱ違うなぁと認識したのを覚えています。今回は写真でお楽しみください。