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ニッポン移民の町ツアー

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日本に住む様々な移民の方がまとまって住む地域を訪れ、旅をした備忘録です
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ニッポン移民の町ツアー【第6回 埼玉県川口市周辺のトルコ・クルド料理店10選🇹🇷】

ニッポン移民の町ツアー【第6回 埼玉県川口市周辺のトルコ・クルド料理店10選🇹🇷】

2023年2月6日、トルコ・シリアで大規模な地震がおきました。震源地はガズィアンテプ付近。そして同日の内にカフラマンマラシュ県で2回目の大きな地震が起き、トルコとシリアあわせて東日本大震災を超える5万人を超える死者数を出しているといいます。(2023年2月末現在)

そして、この地域というのは、埼玉県蕨市を中心に住む多くのクルド人やトルコ人の出身地。奇しくも私と友人のじょいっこさんは、この地震の日

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ニッポン移民の町ツアー【第5回 東京都豊島区大塚のミャンマー🇲🇲】

ニッポン移民の町ツアー【第5回 東京都豊島区大塚のミャンマー🇲🇲】

私は、板橋区に住んでいるので、仕事場に行く途中に大塚があります。で、この町、何が良いかというと、移民の店はもちろん、仕事しやすいカフェがいくつもあるのです。これ書いている時も、大塚のカフェで書いてます。

で、いつも北口をうろうろしてるんですが、ベトナム系の店が減って来てる気がします。南口には、まだ数軒ありますが、なぜか北口のベトナム関係の店は大分なくなりました。

その代わりにミャンマーの勢いが

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ニッポン移民の町ツアー【第4回:茨城県の県南、県央、県西のタイ🇹🇭】

ニッポン移民の町ツアー【第4回:茨城県の県南、県央、県西のタイ🇹🇭】

トップ写真は、1年前に出来たばかりという茨城県笠間市にあるタイのお寺「ワットメッタダム」。街から小高い山を少し登ったあたりにあります。

この他にも北関東には、タイのお寺がいくつかあります。というのも、バブル期に多くのタイ人が、茨城県土浦市の荒川沖に住んでいたからではないかと言われています。

90年代初頭の「バブル景気」のとき、荒川沖には日本人相手のスナックがあり、そこで働く多数のタイ人女性がい

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ニッポン移民の町ツアー【第3回:茨城の県西と県南のインドネシア🇮🇩】

ニッポン移民の町ツアー【第3回:茨城の県西と県南のインドネシア🇮🇩】

トップ写真は、茨城県常総市にあるインドネシアカフェというレストランのカウンターです。インドネシアには「ナシチャンプル」という、前回紹介しているスリランカの「ライス&カレー」に見た目が似ている料理があります。これら並んだ料理は、ナシチャンプルに乗せるおかずになります。

このような感じでご飯を中心に、先ほどのおかずの皿からライス周りに盛ってもらい、ワンプレートにするという食事です。この写真は、新宿に

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ニッポン移民の町ツアー【第2回:茨城の県西と県南のスリランカ🇱🇰】

ニッポン移民の町ツアー【第2回:茨城の県西と県南のスリランカ🇱🇰】

トップ写真は、茨城県常総市にある小さな商業施設「亀仙人街」です。この建物と同じ敷地内には、いくつかの居酒屋が点在し、渋い田舎のスナック街を形成していました。

しかし現在は、それ以外にタイ料理、フィリピン食材店、ハラールショップ、タイマッサージなど、移民の方々が運営するお店がギュッと詰まった施設になっています。上記のお店などは、最近珍しくはないかもしれません。しかし、そこにスリランカ料理店と食材店

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名古屋市都市圏に住む様々な移民について知るための10皿

名古屋市都市圏に住む様々な移民について知るための10皿

4月の上旬3泊4日で、ちょっと名古屋とその近辺を周ってきました。今後のYouTube向けの取材と某局の番組のネタ探しを兼ねてです。

ただ!一番の目的は、前回書いたバクラヴァのお店に行きたかったからと、名古屋都市圏のセネガルからの移民について知りたかったからです。今回、そのどちらも充実した情報や料理をたらふく食べてきました。特に、バクラヴァの店とトルコの朝食の店は、YouTubeでも動画を作ったの

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ニッポン移民の町ツアー【第1回:千葉県北東部のスリランカ🇱🇰】

ニッポン移民の町ツアー【第1回:千葉県北東部のスリランカ🇱🇰】

千葉県には、多くのスリランカ人が住んでおり、現地ならではの味付けのスリランカ料理店が、いくつも散らばっています。さらに、写真を見ても分かる通り「蘭華寺」という日本初のスリランカのお寺まであるのです。

「ニッポン移民の町ツアー」では、私が巡った日本にある様々な移民のコミュニティで体験したグルメスポットや外国人の集まる場所などを楽しんでる様子を紹介していこうと思います。

記念すべきこのシリーズ第1

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