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メンヘラ女子が、不安癖を克服するためにやろうと思っていること

いろんなことを考えている。

「不安が強いようにお見受けします」とメンタルクリニックの先生に言われてから、なんだかんだで4ヶ月以上。

その当初は「は?そういう話じゃなくてさ」と思っていたんだけれど。
最近になって、先生の言ってくださったことの意味がわかるようになった。


「つむってさ。不安になることないときでも、あえて自分から不安になる要素とか心配になる要素を探しにいって、それで疑心暗鬼になったり、不安になったりするところがあるような気がするなぁ」

彼氏とのことで、友達に相談したときに言われた言葉。

本当にそうだなあって、先日彼氏と話し合ったとき、とても強く思った。


言ってみれば、ネガティブに物事を考えたり、捉えたりする癖が強い。
身近な人になればなるほど(親友枠は別)、完全に信じることが難しく感じたり、なんだかんだで不安をこじらせて、まさにメンヘラって感じになってしまう。


なんでなんだろうなぁって考えていて。


いろんな理由はきっとあるんだけれど。

ひとつ目はきっと、わたしには考えすぎる傾向があるということ。

でも、これはHSPとしてのわたしが生まれ持った気質なので、どうしようもない。この気質を悪い方に使うのか、良い方に使うのかは自分次第だな、と思っている。

ただ、あまり遠すぎる未来のことまで考えすぎるのは、良くないなとは思った。とは言っても、勝手に考えてしまうもんだから、これに関しては考えたことは全部、スマホのメモ帳とかに書き出すことで「忘れてもOK」という余白を自分に与えてあげることで対応している。今のところ、これは結構、有効そう。


ふたつ目は、(特に恋愛においての)過去のトラウマ

これは、少しずつクリアにしていくしかない。
過去の人は、過去の人。今、目の前にいる人は、過去の人とは別人。
誰かと付き合うとき、過去と比較しても仕方がない。今、目の前にいてくれる人を、見なくちゃね。


みっつ目は、幼少期の愛着問題だな、と。

そして、これが一番根深いな、と思っている。
なんだかんだ、わたしは「不安じゃない状態」がよくわからないまま、大きくなった節がある。幼少期の頃は、家庭のいろんな環境や状況の影響で、常に強い不安を感じて生きていた。

人って、体温とかもそうだけど、常に同じ状態を保とうとする。それは自然かつ本能的な反応。ルーティーンに安心するし、逆にいつもと違う状態になると脳が「危険だ!」と判断して、ホルモンを出して肉体に反応が出る。例えば、高熱が出たら身体がだるくなったり、動けなくなったり。そして、通常の体温に戻そうと自動的に身体が調整しだす。

そして、それは思考とかメンタルの状態にも当てはまる。
つまり何が言いたいかというと、「不安な状態が普通状態」で育った人(特にHSPの人は、この傾向がより顕著に出るそうだ)は、「不安じゃない状態=安心・安全・幸福感・リラックスした状態」に対して、親近感やアットホーム感を感じないので、怖くなってしまうのだ。
なので、幸せを感じたり、安心する感覚を感じると、揺れ戻しで不安のタネを探し出して、「いつものアットホームなすみなれたメンタル状態=不安を感じている状態」に戻ろうとしてしまうということ。

じゃあ、どうすればいいのかというと。
不安にならないようにしなきゃ!と思うと、余計に不安になるし。
不安になるのが不安!ってなったら、パニックを起こすし(笑)
そういうのは効果がない。

結局のところ、「安心・安全・幸福感・リラックスした状態」を自分でたくさん感じる時間を増やしていって、その状態が自分にとっての「普通」「アットホーム感」になるまで、地道にコツコツとやり続けていくしかないんだと思う。

それは例えば瞑想とか、副交感神経を刺激するようなワークとか。感謝ノートを習慣化するとか。小さなことの繰り返し。とても地味で、一見「これ意味あんの?」ってことをコツコツと積み上げていくしかないんだよなってところに行きついている。

同じようなことを、過去にも書いていたんだけれど。結局、なかなか続けられていないんだよなぁ。ここが、一番わたしが頑張るべきところ。力や時間を注ぐべきところだよなって思ってる。


そして最後にもうひとつ、最近思ったこと。
それは、今までのわたしからしたら少し意外なアイデアでもあったんだけれど。

「自分の不安や心配、不満などを、親友たちに簡単に話しすぎないこと」

わたしはちょっとでも「あれ?」とか「これってどうなの?」って思ったら、自分の身の回りの人(親友たち)にすぐに連絡して、「こんなことがあったんだけど、これってどう思う?」って聞いてしまう癖がある。

でも、親友たちだって人間であって神様じゃないから絶対の正解なんて持ち合わせていないし、そもそもわたしじゃないんだから、どれだけ付き合いが長くたって、わたしのことをすべてわかっているわけではない。価値観や判断基準だって、みんな違う。

それに、みんな「つむに傷ついてほしくない」という思いが強くあるからこそ、わたしが(例えば彼氏の)不安要素を口にすると、「その人はもうやめたほうがいいと思う」と言ったりする。そしてわたしもメンヘラ爆発状態だから、芋づる式に、今までは気にもしていなかった小さな不安のタネたちを増大させて、もっともっと不安になって、それが怒りになったり疑心暗鬼になったりしてしまうなって。

人に相談するっていうのは、もちろんTPOによって必要不可欠なことではあるんだけれど。不安になった瞬間に、不安から逃れるためにすぐに友達に連絡するっていうのは、あまりよくないなって思った。それよりも、自己内観をしてみたり、こうやってnoteを書いてみたり、手書きのノートに思いをブワーっと書きまくってみたり。そして、それでも不安が消えないとき様に、感謝ノートを別個作っておいて、それを不安になったときに読み返すっていうのは効果的かもしれないと思っている。

そうすることで、「ああ、今、不安のタネを探しちゃっているだけなんだな。昔の習慣で無意識で動いちゃってるんだな。でも、もうそんなことする必要ないよね」って自分に言ってあげられるような気がする。

そんな風にして、少しずつ自分の古い習慣から抜け出していきたいなって、この前の彼との話し合いのときに、本気で思った。彼のことが大好きだから、余計に思った。


そのためにも、「自分は愛されていいんだよ」「自分は安心安全を感じていいんだよ」「リラックスしてもいいんだよ」ってなんども自分に言ってあげることも、本当に大切だよなぁって思う。アファメーションってやつなのかな。よくわからないけれど。自動思考に気付いて、意識的に自分の思考や頭の中で発している言葉たちを変えていくって大切だよね。

そして、これは本当に、意識して、コツコツと地道に続けていくしかない。三日坊主になんて、なってられない。
大切な人たちのために。変わるんだ。少しずつ。着実に。

そんな風に思える人たちに出会えたことに、本当に感謝だなあって思っている。


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