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給食×SDGs~食べて学んで未来を考えよう~

新潟県妙高市では2023年1月23日~27日を給食週間とし、SDGsの17の目標の中から6つをピックアップしそのテーマに沿った献立が登場しました。
小中学校同じテーマです。(小中では献立は異なります。)
給食を通して世界で起きている食についての問題、地元妙高市のことを学び、考えることができる5日間になります。
そんなSDGs給食小学校編をご紹介したいと思います!!

23日(月)
3:すべての人に健康と福祉を
「成長期に必要な栄養バランスのとれた給食」
成長期に不足しがちな鉄分や現代人に不足しがちな食物繊維がしっかりとれる献立です。
☆献立☆
ごまわかめご飯、牛乳、厚焼き玉子、じゃがいものきんぴら、うち豆の味噌汁

24日(火)
11:住み続けられるまちづくりを
「地場産物を活用した給食」
妙高の自然や農業を守っていくためには、積極的に地場産物を食べて、農家を応援する必要があります。給食では妙高市で栽培された「ほおずき」のジャムをお肉のソースに使います。
☆献立☆
ごはん、牛乳、豚肉のほおずきソースがけ、白菜の胡麻和え、妙高のっぺ

25日(水)
12:つくる責任、つかう責任
「もったいない」を活かす給食
世界共通言語となった「もったいない」という言葉。給食から食品ロスについて考えます。大豆を煮て作る「豆乳」と、豆乳を絞った後に出る「おから」を使います。
☆献立☆
米粉パン、牛乳、おからコロッケ、白雪はりはりのツナ和え、根菜の豆乳スープ

26日(木)
14:海の豊かさを守ろう 15:陸の豊かさも守ろう
「海と陸の環境を考えた給食」
海洋汚染や魚の取りすぎにより海の生き物が減少。魚を計画的に、そして海の環境を考えながら魚を育てている養殖業に注目。給食には「養殖のぶり」を使用。また、地場産業の「アスパラ菜」と「酒粕」を使うことによって、運搬時に排出する二酸化炭素の軽減に努めます。
☆献立☆
ごはん、牛乳、ぶり大根、アスパラ菜ののりずあえ、ぽかぽか酒粕汁

27日(金)
2:飢餓をゼロに
「未来の食から学ぶ給食」
現在、世界の人口は約78億人。その中で飢餓に苦しむ人は、7億人を超えるといわれています。人口増加による食料不足を救う食べ物の一つとして注目されている「大豆ミート」をカレーに使います。また、新潟県が自給率向上のため、利用に力を入れている「米粉」も使います。
☆献立☆
米粉と大豆ミートのキーマカレー、牛乳、わかめサラダ、ヨーグルト

田中は給食でSDGsが学べるなんて思ってもいませんでした。
何にも考えずに食べていれば何もわからないんじゃ…
妙高市の栄養士さんはなんと食べる前にSDGsを理解してもらえるような動画を用意していました!
動画を見てから食べるとなお理解が深まりますよね!
実際に栄養士さんとお会いして思ったのが、食育に本当に熱心で、毎日の献立一つ一つに思いが込められているのだなと思いました。
小学生当時、残飯処理係と言われていた田中ですが、その思いをちゃんと受け止めながら食べることができていたか。。。
もっと栄養士さんと子供たちが交流して給食の大切さ、栄養士さんの思いが届いたら素敵だなと思った今日この頃でした。
それにしてもすごい給食ですよね。たくさん考えて献立を作ってくれた栄養士さん、調理してくれた調理師さん、ありがとうございました!!!

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