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男子3人の母。世界の経済格差、外国人労働、シングルマザー、不登校、ガン… 様々な社会問…

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男子3人の母。世界の経済格差、外国人労働、シングルマザー、不登校、ガン… 様々な社会問題のキーワードを自分の日常生活の中に抱えながら生きてきたけど、結構幸せです。日々の暮らしの中で気の向くままに文章を綴っていきます。腸内細菌とか変形菌に興味深々。頑張らないキャンプとか山登り好き。

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  • 子育て記事まとめ

    子どもからたくさんのことを学びながら、親として子どもと一緒に成長していきたいです。

  • アウトドア記事まとめ

    登山、キャンプ、職場のキャンプ場のことなど⛺

最近の記事

人生はジェットコースター

あと数年で半世紀生きてきたことになる私の人生の中で、たぶんこれ以上はないだろう、という奈落の底に落っこちてしまった。毎日noteの記事を読んだり書いたり、ささやかな楽しみとともに心穏やかに過ごしていた日々から、一気に急降下。 あと30年くらいして人生を振り返ったときには話のネタくらいになるのだろうか。世にいう「神は越えられない試練を与えない」というのが本当なら、私は目の前の試練を乗り越えられるということなのか...。 何のこっちゃ、という感じのことしか書けないけど、落ちる

    • 日の出登山

      この冬は雪が少なくて気温も高めなので、職場に登山口があるいつも登る山の樹氷は諦めていたけど、天気予報の快晴マークを見て「行くか!」と決めたのが昨日。山に登るのは4ヶ月ぶりだ。 せっかくなら山頂で日の出を見ようと、早朝4:20に登り始める。ヘッドライトの光以外は本当の真っ暗闇だ。歩き始めて1時間もすると、これが現実なのか夢なのか分からないような変な気分になる。いやいや、朝3:00の目覚ましできっかり起きて、味噌汁を作って出てきたはず。これは現実だ、と自分に言い聞かせる。いつま

      • 3 boys to men

        タイトルを書いてみて、アーティストのBoys Ⅱ Menを好きだったことを思い出した。長男は20歳になり、わが家の三兄弟はちょうど、少年から大人への過渡期にある。noteを書き始めた頃の記事を振り返ると、彼らの少年時代が遠い昔のことのようだ。 家でゆっくりできる冬の時間を使って、写真の整理をコツコツと進めてきた。月日に追われるように子育て中心で過ぎさったこの20年。立ち止まって振り返る時間もない中、いつか振り返ろうと写真は月ごと、年ごとのフォルダに仕分けして保存してある。

        • 下りてきた樹氷

          先日の湿った雪と雨の後、日中も気温が上がらなかったので、標高1,000mの職場のキャンプ場に樹氷の世界が広がった。樹氷は様々な条件がそろった時にしかこの標高では見られない。だから、冬の間はキャンプ場内にある登山口から、1,600mほどの山に樹氷を見るため登る人が大勢やってくる。私も昨年、条件のいい日を選んで登ったのだけれど、この冬は雪が少ないので樹氷もあまり期待できないから躊躇していたのだ。 青空に映える樹氷は、必然的に太陽の光を浴びてものすごい勢いで解けて落ちていく。朝早

        人生はジェットコースター

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        記事

          雪と暮らす

          小学生時代を雪国で過ごした私は、雪が好きだ。大人になると生活にいろいろと支障が出るので雪は厄介者と感じる人が多いけれど、大人になっても雪が降ると子供の頃のようにワクワクする。もちろん、朝早起きして除雪しないといけなかったり、車の運転に神経をすり減らしたり大変なこともないわけではないけれど、やっぱり雪が好きだ。 山の中の小さな集落の、国道沿いに住んでいる。子どもが通う国道沿いの歩道はほぼ、うちの子どもたちしか歩かないので、雪をかくのは私の仕事だと思い、移住してからずっとスコッ

          雪と暮らす

          真夜中のヒッチハイカー

          少し前の話になる。関西圏の高校へ進学を希望する次男のオープンスクールに参加するため、遠いので夜中に家を出発し、高速にのってしばらく行ったところで、次男がトイレに寄ってほしいという。近くのPAに寄り、次男一人でトイレに行って戻ってくる途中、見知らぬ人に話しかけられている。深々と頭を下げて何か頼まれている様子。次男が戻ってきて、「車に乗せてもらえないかって。」 真夜中に見知らぬ人を乗せるのに不安がなかった訳ではないけれど、状況からしてかなり困っている様子。事情を聞くとあまりに気

          真夜中のヒッチハイカー

          父と、いとこのはじめくん

          今から30数年前、子供の不登校が社会問題になり始めた時代(当時はまだそうした子供たちの受け皿になる高校がなかった)に、ある精神科のお医者さんが力を尽くしてつくった高校がある。そのお医者さんは、私の父のいとこだった。 小児まひで足が不自由に生まれた父は、学年では一つ下のいとこの「はじめくん」と一緒に登校するために、一年遅れで小学校に入学した。はじめくんはとても優秀で「いつか医者になって、とんちゃん(父の呼び名)の足を治してやるからな」と言っていたそうだ。はじめくんはその言葉通

          父と、いとこのはじめくん

          腸note

          この冬の間に「腸内細菌」についてもっと詳しくなろうと、本を読んだり関連動画を見たり、生活の中で『腸活』なるものを実践している。毎日発酵食品をとるべく、キムチもつけ終えたところである。 普段からテレビはほぼ見ないし、世間で流行っているものには全然関心を示さないひねくれた人生を送っているので、世の中で『腸活』ブームなるものが起きていることを知らずにいた(もしやすでに過ぎ去っていたりして?)。腸内細菌の話を周りの人にしても、誰も「そんな話は初耳」という感じで聞いてくれるので、果た

          第二言語のこと

          noteに書くネタの大半は自分のこととか、家族のこと、普段の生活で感じたり考えたりしたこと...。子どもたちも大きくなり、だんだんネタが尽きてきたので、私が20代だった頃のことを書いてみようと思う。 私には、日本語の他に話せる第二言語がある。日本人にはなじみのない「ザルマ語」という言語だ。たぶん、通訳とかできるくらい話せる時期もあった(そんな依頼は今までも、そして今後も絶対ないけど)。使う機会がなくなった今となっては、忘れていくばかりなのかもしれない。 20代の頃、青年海

          第二言語のこと

          足あと🐾

          この冬は雪が比較的少なく、暖かい日も多かったので、気が向くと職場の藪開きに通っている。12月の間は雪もなかったので一日中作業していられる日もあったけど、さすがにここ数日の寒さは身に堪える。動いていると多少温かくはなるけれど、防寒手袋をしていても指先が凍えてくる。 今日は作業を途中でやめて、白銀の世界になったキャンプ場を歩き回ってみた。普段、山や森の中で藪開きをしていてもほとんど動物の姿を見ることはない。一度だけ逃げていくうさぎのかわいいおしりを見たことがあるくらいだ。向こう

          足あと🐾

          今年やりたい10のこと②

          今年やりたい10のこと、年明けに5個しか思いつかないので続きを書く自信がなかったけど、正月ボケから日常に戻るため、リハビリを兼ねて頭を働かせようと思う。 ⑥ 冬の間にあと2回はキムチを漬ける! ↓ 去年の冬に、腸内細菌の解説とともにキムチ作りを教えてもらえるという、願ってもないオンラインセミナーを受講した。中年女性が韓ドラにハマるのを冷ややかな視線で見ていた過去の自分を反省しつつ、韓ドラから刺激を受けて韓国料理にハマっていたのと、腸内細菌を勉強している私にはうってつけの内容

          今年やりたい10のこと②

          今年やりたい10のこと①

          「夢は人に話す方がいい」 どこかで聞いた言葉通り、私は高校生の頃から抱いていた夢を身近な人に話すようにしていた。そのおかげで夢を後押ししてくれる人がいたり、自分が諦めかけそうになったときに励まされたりして、結果、私は夢を実現させることができた。 そんな青春時代の夢ほど思い入れがあるわけでもないけど、人に宣言することで、自分を追い込むため「今年やりたい10のこと」を年の初めに記しておこうと思う。 ① 赤岳に登る! 山登りに目覚めて2年ほど。近くの1人でも登れる山くらいしか

          今年やりたい10のこと①

          藪開き

          10㌶いう広大な敷地内にあるキャンプ場で働いている。年間1万人以上の宿泊者に加えて、テニスコートやグラウンド利用者、キャンプ場内にある登山口を利用する登山客、春と秋には場内を散策するために訪れる人々もいる。 仕事内容は多岐に渡る。受付での接客、サイト、バンガロー、コテージ、トイレ・炊事場(各3ヶ所)それぞれの掃除、場内の草刈り、水源地の管理、環境整備etc...。シ ーズンオフには、バンガローやコテージテラスの防腐剤塗りを黙々とやったり。崖っぷちみたいなところで雑木を切った

          藪開き

          三男の成長記録(2023)

          息子が3人。幼かった頃の面影はすでに遠い記憶の彼方へ消えてゆき、いつまでも幼いような気がしていた三男もこの春に中学へ上がった。いつも兄たちに振り回され、あまり自己主張もしてこなかった三男の、この一年間の目覚ましい成長記録の物語である。 まずは年明け早々の事件から振り返ってみる。普段から本当に仲のいい次男と三男。弟がかわいいからこそ、兄から弟へ、愛のパンチ。元旦のお話し↓ そしてその直後のどんど焼きでのお焚き上げ。冬休み帳とは、小学校で長期休みに出される、あの、分厚い宿題の

          三男の成長記録(2023)

          ジンジャークッキーは母の味?

          今の時代を生きる子どもたちは、昔のように特別感を感じる機会が少ない気がする。美味しいものを年中食べられ、ケーキは誕生日とクリスマス以外に何度も食べる機会がある。プレゼントだって普段からほしいものはたいてい買ってもらえて、あちこちで景品だのプレゼントだの色々もらってくる。子どもを集めるために大人が準備するお菓子や100均のおもちゃは、すぐに飽きて捨てられる運命にあることが分かっているのに誰も疑問に思わないのか、この先も延々と子どもたちからクリスマスの特別感を奪い続けていくのだろ

          ジンジャークッキーは母の味?

          森を歩く

          冬期休業に入った職場のキャンプ場の、森の中を久々に歩いてきた。シーズン中の忙しい時にも、朝早く出勤して森を歩くと、ただそれだけで身も心もリフレッシュできる、私のお気に入りの場所。うっすらと積もった雪の中で、木々は眠るように静かだ。 歩きなれた森の小道をふさぐように木が倒れている。前にはなかったはずだ。どれどれ、どこの木が倒れたかなー?と近くを見渡してみても、株が見当たらない。直径25センチくらいはあるだろうからいくら何でも枝ではないだろうと思いつつ、周りの木を見上げてみると

          森を歩く