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グループディスカッション対策のコツ(特に国家総合職試験)

 会社の選考や公務員試験では、グループディスカッションが出題されることがあります。名称は集団討論や政策課題討議など様々な名称があります。ここでは、国家総合職試験を念頭において説明をしますが、細かな差異はあれ、求められている能力はおおむね同様です。国家総合職では、与えられた課題に対して2つの解決策が提示され、どちらがよいか話し合いをします。議論に先立ってレジュメを作ることになります。自分の意見、その理由、懸念点などを箇条書きなどで簡潔に示すとよいでしょう。  注意してほしいのは

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    • 公務員試験 政策課題論文(小論文)対策総論

       公務員試験では、小論文や政策課題式論文が出題されることがよくあります。その際、各論については参考書籍が多く市場に出回っていますが、根本的な書き方について述べているものは多くない印象です。しかし、実際に合否を分けるのは細かな知識というよりも、問題の意図を理解できるか、それに対して(多少現実味に乏しくとも)それなりに一貫した答案が書けるかどうかということだと思います(もちろん合格者の中でも上位答案を目指すなら知識は必須です)。特に資料が示され、政策課題について聞かれる形式の問題

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      • 国家総合職専門区分 憲法人権(事例問題)答案の書き方(総論)

         国家総合職専門区分では多くの区分で専門科目を2題選択することになります。令和6年度から、総合職試験(院卒者試験)「行政区分」並びに総合職試験(大卒程度試験) 「政治・国際・人文区分」、「法律区分」及び「経済区分」の専門試験(記述式)についても、解答題数を3題から2題に削減されました。そのため、これらの区分での試験対策の負担感が減り、その分1科目の重要性が大きくなっています。専門科目の記述式は全体の3分の1の配点を占め(すなわち1科目あたり6分の1)るため、ここの出来が結果に

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        • 国家総合職教養区分対策のすべて

          ※情報が古い可能性があるので、最新の情報は公式の情報を参照してください。 1、国家総合職(教養区分)とは?  国家総合職(教養区分)は国家総合職になるための大卒程度の試験です。国家総合職とは、いわゆるキャリア官僚と呼ばれる職員で、国の政策立案を行う国家の中枢を担う職員です。一般職に比べ、昇進が速く、ゼネラリストとして様々な部署に配置されるのが特徴です。  総合職になるためには総合職試験に合格する必要があります。様々なバックグラウンドを持った人を幅広く採用するため、様々な試験

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          家庭裁判所調査官補試験対策のすべて

          家庭裁判所調査官補試験 受験対策レジュメ 目次 0,はじめに 1,家庭裁判所調査官とは 2,出題科目と内容 3,試験対策(総論編)  ⑴いつ、何を勉強するか  ⑵予備校か独学か  ⑶情報収集ツール 4,試験対策(筆記編)  ⑴基礎能力試験(一次試験)  ⑵政策論文試験(二次試験)  ⑶専門記述試験(二次試験、法律科目のみ) 5,試験対策(面接編)  ⑴集団討論(人物試験Ⅱ)  ⑵面接カード面接(人物試験Ⅱ)  ⑶事例面接(人物試験Ⅰ) 6,受験ドキュメント 7,おわりに

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