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終活までも覚悟した体の痛みと、心臓が飛び出そうなほどの動悸に苦しんだ、年末年始(皮膚筋炎+間質性肺炎闘病記④)

2021年の秋から続く体調不良(手荒れ・咳・息切れなど)でその年の終わりに発熱外来を受診すると、レントゲンの結果、まさかのまさか、心不全を疑われ、利尿薬を出されただけで家に帰されることになりました。
発熱外来の前に行った個人病院では肺炎を疑われたのですが、一体どうなっているのやら?と不安を抱えたまま年末年始を迎えることになります。

闘病の詳しい経緯(皮膚筋炎+間質性肺炎闘病記①~③)は以下にありますので、良かったらどうぞ(^^)/

皮膚筋炎+間質性肺炎闘病記も④まで来たので、初めて読む方にわかりやすいように、①~③までの症状を時系列に簡単にまとめました。(その時期に主に出た症状です。)

2021年10月下旬  
ひじのかゆみ、お尻のかぶれ

2021年11月中旬
肩の痛み、頭が重い

2021年11月下旬
頭が重い、めまい、吐き気、全身のかゆみ、背中の痛みと腹痛(なぜかセット)

2021年12月上旬
だるい、のどが痛い、手荒れ(あかぎれ)、全身のかゆみ、咳(痰がらみ)、息苦しい、激しい咳による呼吸困難

2021年12月中旬
息苦しい、腰痛、手荒れ(ひどいあかぎれ)、冷え性、膝がつる

2021年12月下旬
手荒れ(ひどいあかぎれ)、下痢、膨満感、背中の痛みと腹痛(なぜかセット)、冷え性、頭が重い、息苦しい


さて、利尿剤のみを出されて、私はひたすら尿を出すことに専念していたのですが、いっこうに体調は良くなりませんでした。

手荒れは完全にあかぎれと化し、しかも重症、ほとんど全部の指が紙で切ったような傷になり、爪と皮膚の間には溝ができて、そこも切れて血が出るし、手の痛みだけで昼も夜も眠れない感じでした。

それに加え、ひどかったのは背中の痛みと腹痛(なぜかセット)です。
ズキズキ痛むとかそういう感じではなく、なんというか、じわりじわりと毒素が体に染み込んでくるような、モワ~ッとした痛みなんです。

一番ひどかったのは大晦日でした。
楽しみにしていた紅白も、横になりながらウンウン唸りながら見て(聞いて)いた感じでした。
そのせいか動悸まで激しくなり、私の心臓は飛び出るのではないかと思うほど、脈打っているように感じられました。
あまりの辛さに、私は年明けにはきっと入院するだろうな、終活も考えなきゃいけないなと、そこまで思うほどに追い詰められていました。


元旦を迎え、昨晩よりは体が良くなったものの、買い物の荷物が持てなくなっていました。
重力に心臓と肺が耐えられないという感じですかね。

2日の夜は体調不良による不安からか?動悸が激しくなりました。
半ばパニック状態になった私は、とうとう深夜にかかっている総合病院に電話をしてしまいました。
夜勤の看護師さんに話を聞いてもらい、

「どうしてもしんどい時はいつでも来ていいからね。」

と言ってもらったおかげで、私は少しだけ正気を取り戻し、ようやく眠りに就くことができたのです。



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