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映画の外側 『理由なき反抗』(1955)

監督 ニコラス・レイ 出演 ジェームズ・ディーン ナタリー・ウッド サル・ミネオ あらすじ 両親と共に街に引っ越してきた17歳の少年・ジム(ジェームズ・ディーン)は、集団暴行事件の容疑者として警察に連行された。彼はそこで少女ジュディ(ナタリー・ウッド)と少年・プレイトウ(サル・ミネオ)と出会う。学校へ転入したジムは不良集団のボス・バズに目をつけられ、決闘を申し込まれる。 演技 ・劇中主人公の友人であるミネオは同性愛者という裏設定でこの映画に出演していた。ディ

    • 映画の外側 『大脱走』 (1963)

      キャスト 監督 ジョン・スタージェス 脚本 ジェームズ・クラヴェル W・R・バーネット 原作 ポール・ブリックヒル 製作 ジョン・スタージェス 製作総指揮 ウォルター・ミリッシュ (クレジットなし) 出演者 スティーブ・マックイーン ジェームズ・ガーナー リチャード・アッテンボロー 音楽 エルマー・バーンスタイン あらすじ 第2次世界大戦下のドイツ。北部の捕虜収容所に、連合軍兵士の脱走常習犯たちが集められる。脱出不能と言われるその場所でも、逃げ出すことを諦めない男たち。

      • 映画の外側 『007は殺しの番号』 (1962)

        監督 テレンス・ヤング 脚本 リチャード・メイボーム ジョアンナ・ハーウッド バークレイ・マーサー 原作 イアン・フレミング 製作 ハリー・サルツマン アルバート・R・ブロッコリ 出演者 ショーン・コネリー ウルスラ・アンドレス ジョセフ・ワイズマン ジャック・ロード 音楽 モンティ・ノーマン 撮影 テッド・ムーア あらすじ ストーリー 宇宙ロケットの妨害電波の調査をしていたイギリス諜報部員が、ジャマイカで殺される。イギリスは、敏腕諜報部員コードネーム007ことジェ

        • 映画の外側 『ウエストサイド物語』(1961)

          キャスト 監督 ロバート・ワイズ ジェローム・ロビンズ 脚本 アーネスト・レーマン 原作 ジェローム・ロビンズ アーサー・ローレンツ 製作総指揮 ウォルター・ミリッシュ (クレジットなし)『荒野の七人』 『ウエスト・サイド物語』 『大脱走』 出演者 ナタリー・ウッド リチャード・ベイマー ジョージ・チャキリス リタ・モレノ ラス・タンブリン 音楽 レナード・バーンスタイン(作曲) スティーヴン・ソンドハイム(作詞) あらすじ ニューヨークのダウンタウン「ウエ

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        映画の外側 『理由なき反抗』(1955)

          映画の外側 『勝手にしやがれ』(1960)

          キャスト 監督 ジャン=リュック・ゴダール 脚本 ジャン=リュック・ゴダール 原案 フランソワ・トリュフォー 製作 ジョルジュ・ド・ボールガール 出演者 ジャン=ポール・ベルモンド ジーン・セバーグ 音楽 マルシャル・ソラル 撮影 ラウール・クタール あらすじ 自動車泥棒でマルセイユからパリへの逃走中警官を殺した男。かつて南仏でベッドを共にした新聞記者志望のアメリカ人留学生のアパートへ転がり込む。金を調達し二人でイタリアへ逃れようとする男と夢をかなえようとする女の行

          映画の外側 『勝手にしやがれ』(1960)

          映画の外側 『荒野の7人』(1960)

          監督 ジョン・スタージェス 出演者 ユル・ブリンナー イーライ・ウォラック スティーブ・マックイーン チャールズ・ブロンソン ロバート・ヴォーン ブラッド・デクスター ホルスト・ブッフホル ジェームズ・コバーン 音楽 エルマー・バーンスタイン 監督は「大脱走」のジョン・スタージェス。 あらすじ ・国境を越えたメキシコの寒村イズトラカンは、毎年収穫期にカルベラ率いる盗賊に作物を奪われ苦しんでいた。彼らと闘うことを決意した長老と村人たちは助っ人を雇うことにした。クリ

          映画の外側 『荒野の7人』(1960)

          映画の外側 『甘い生活』(1959)

          キャスト 監督 フェデリコ・フェリーニ 出演者 マルチェロ・マストロヤンニ アニタ・エクバーグ アヌーク・エーメ 音楽 ニーノ・ロータ あらすじ 作家志望の夢を抱いてローマに出た青年マルチェロ・ルビーニ(マルチェロ・マストロヤンニ)は、今は社交界ゴシップ専門のトップ屋となった。憧れた都は退廃と無気力以外の何ものでもなかった。カトリックもキリストの像をヘリコプターで運ぶなど、華やかな示威をした。豪華なナイトクラブでは、ローマの大富豪の娘マッダレーナ(アヌーク・エー

          映画の外側 『甘い生活』(1959)

          映画の外側 『めまい』(1958)

          監督 アルフレッド・ヒッチコック イギリス出身のヒッチコックは多くの映画監督に影響を与えました。特にこの映画の放映後に起こる1950年代末にはじまったフランスの映画運動“ヌーベルバーグ”の中心的監督であるフランソワ・トリュフォー、ジャン=リュック・ゴダールらから支持を得ました。 出演者 ジェームズ・ステュアート(ジョン・“スコティ”・ファーガソン) キム・ノヴァク (マデリン・エルスター/ジュディ・バートン) 音楽 バーナード・ハーマン あらすじ 高所恐

          映画の外側 『めまい』(1958)

          映画の外側 『十二人の怒れる男』(1957)

          あらすじ 17歳の少年が起こした殺人事件の裁判が始まる。11人の陪審員が有罪に投票し、その罪は決定的かと思われたが、1人の陪審員が無罪を主張。法廷という限られた空間の中で、事態は思わぬ方向に転じていく。 概要 ・1957年製作のアメリカ映画。これらを原作にして制作された舞台作品。原作はレジナルド・ローズ。 実際に殺人事件の陪審員を務めたことである。その約1ヶ月後には、本作の構想・執筆に取りかかったそうです。 ・この映画は密室劇の金字塔として高く評価されています。ほ

          映画の外側 『十二人の怒れる男』(1957)

          映画の外側 『赤い風船』(1956)

          監督 アルベール・ラモリス ヘリコプターによる空撮の名手としても知られます。 あらすじ ある朝、街灯に引っかかっていた真っ赤な風船を助けてやった少年パスカル(パスカル・ラモリス)。 その不思議な風船はパスカルにつきまとうようになるが、パスカルと風船はその仲のよさに嫉妬した悪ガキ集団に追われるはめになってしまう。 ・1956年の米国アカデミー賞で脚本賞、同じ年のカンヌ映画祭で短編部門のパルム・ドールを獲得しました。 35分ほどのカラー作品。 YouTubeで観れ

          映画の外側 『赤い風船』(1956)