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書くこと、撮ること


2023年7月20日(木)朝の6:00になりました。

固まって待ったシャッター、レンズの前で並んで。

どうも、高倉大希です。




数年前に、X1 という LEICA のコンデジを買いました。

プロダクト自体が発売されたのは2010年2月20日、10年以上前のカメラです。


シャッタースピードがびっくりするくらい遅くて、動いているものは撮れません。

画質も大してよくないし、ズーム機能もありません。


LEICA X1


それでも、買ってよかったと思います。

毎日のように持ち歩き、いろいろなものを撮っています。


撮ろうと思わないと、気づかないものがたくさんある。

カメラを持って歩くようになって、はじめて知ったことでした。


写真は相槌と同じで、目の前にある人物や風景に対して「そうですか」「なるほど」「へえ」と思いながら撮ればいいわけです。無理に難しく考えたりするとよくないことしか起こりません。周囲にいる会話が巧いと思う人の相槌を観察してみてください。ただ「へえ」というだけではなく、相手の話に対してどう感じたかを付け加えたり、もっと話が膨らむように反応しているはずです。

ワタナベアニさんのnote「写真は相槌:写真の部屋」より


文章には、書き手の人柄が表れます。

過去のnoteを読み返すと、「ああ、自分の文章だな」と思います。


写真でもおなじことが言えるということに、つい最近気がつきました。

撮った写真を並べてみると、「ああ、自分の写真だな」と思うのです。


枠で囲んで、意味をもたせる。

書くことと撮ることは、もとからよく似ています。


朝目が覚めたら、バルコニーから青空を撮る。
眼を磨くんだよ。毎朝歯を磨くみたいに。

写真家・荒木経惟さんの言葉より


写真になんて、まったく興味がありませんでした。

何なら「写真を撮る意味がわからない」とさえ、思っていたくらいです。


書くこと、撮ること。

いまとなっては、このふたつだけが日課です。







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