沈黙を大切にしたい
2023年11月25日(土)朝の6:00になりました。
All work and no play makes Jack a dull boy.
どうも、高倉大希です。
ホラー映画を観たあとは、やけに鏡が気になる。
夜中に車を運転しているときは、やけに助手席の足元が気になる。
いちど気になってしまうと、なかなか頭から離れません。
これは、万人に共通するあるあるなのではないかと思っています。
怖がるからこそ、より怖くなってしまいます。
これは表題に掲げている「沈黙」においても、まったくおなじことが言えます。
どうにも、多くの人たちは沈黙を怖がりすぎているような気がします。
沈黙が生まれたら、なにかを喋らなきゃと焦り出してしまうのです。
そして、なんの意味もない言葉を一生懸命紡ぎます。
無理やり絞り出した言葉で、間を埋めようとするわけです。
はたして、その行為にどこまでの価値があるのでしょうか。
そこまでして、沈黙は埋めなければならないものなのでしょうか。
営業の分野には「意図して沈黙をつくる」という考え方があります。
沈黙はあくまでも、相手が思考するための時間だと定義づけているのです。
タモリさんのコミュニケーションを見ていると、沈黙の価値がよくわかります。
ちょっと空けすぎなのではないかと思うくらいに、たっぷりと間を空けます。
話すことがなければ、話さなければいい。
本来は、極めてシンプルな話であるはずなのです。
あなたが沈黙を怖がる理由は、沈黙が怖いと思っているからです。
引いた目で見てみれば、なにも怖いことはありません。
むしろ、沈黙を大切にする必要性すらあります。
対話を大切にするということは、沈黙を大切にするということと同義です。
黙ってじっくり考えればいいじゃない。
無駄な言葉を紡ぐよりかは、よっぽど有意義な時間になるはずです。
サポートしたあなたには幸せが訪れます。