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返信のはやさは思いやり


2023年10月14日(土)朝の6:00になりました。

返事はすぐにしちゃダメだって、だれかに聞いたことあるけど。

どうも、高倉大希です。




仕事をしていると、すぐに返信をくれる人のありがたさを痛感します。

返信を待つ時間は自分でコントロールできない分、扱いが難しいのです。


もちろん送信するときは、返信を待つ時間を考慮してはやめはやめに動きます。

「〇〇までに返信をください」と、〆切を設定することも大切です。


相手が即レスをしてくれる人であれば、このあたりの手間がいっきに省けます。

返信があるまで前に進めないような仕事でも、一切のタイムロスがありません。


つまり、「結論から言え」というのは、本質的には、自分がしたい話ではなく、相手が聞きたい話を最初にしろということなのです。

安達裕哉(2023)「頭のいい人が話す前に考えていること」ダイヤモンド社


仕事ができる人ほど、返信がはやい。

よく、こんな言葉を耳にします。


返信がはやいということはすなわち、相手の都合を優先できるということです。

自分の都合を優先するなら、返信なんて後まわしでも構いません。


自分の返信が滞ることで、相手のもとに待つ時間が発生する。

この事実をよく理解しているからこそ、即レスという手段がとれるのです。


まず、なるだけ早いタイミングで仕事に手をつけ、期限の前に仕事を終わらせること。即答すること。それを繰り返すことで、信頼を獲得していくこと。それだけを繰り返せば、勝手に「あなたにしかできない仕事」を作るチャンスが必ずくる。

北野唯我(2021)「内定者への手紙」SHOWS books


返信をする側にも、よいことはあります。

それは、抱える時間が短くて済むということです。


言ってしまえば、返信はひとつのタスクです。

「返さなければならない」という、タスクが発生しています。


そんなやらねばならないことを長い時間抱えて、よいことはひとつもありません。

いかに抱えているものをはやく手放すかが、仕事においては重要です。


運命をともにする者同士の信頼感、「沈んだらおしまいなんだ」という緊張感、だからこそ助け合おうとする心のあり方は、会社組織でもまったく同じなんです。

糸井重里、古賀史健(2018)「古賀史健がまとめた糸井重里のこと」ほぼ日


プライベートの連絡は、知ったこっちゃありません。

好きな人への返信をあえて遅らせるのも、勝手にすればよい話です。


こと、仕事においてはまったくもって話が別です。

返信がはやいというだけでも、信頼に値します。






サポートしたあなたには幸せが訪れます。