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育つぶ~『駆け引きの味は?』

息子くん、トランプで駆け引きというやつを覚え始めました。
おかげでかわいさ100%だった息子くんが、ときに憎っくき存在になることもあります。

息子くんはこういうゲームになると一段と負けずギライです。
負けるとふてくされることも少なくありません。

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場の空気が悪くなるので一緒にゲームをやる身としては

「そんな風になるならやらない!」

とか

「一緒にやってくれるお友だちがいなくなるよ?」

とか言って強制的にでも悔しさを飲み込ませようとするものですよね。


でもこどもはそんな風に物分かりが良いわけがありません。
だからわがままな態度に出てしまうのは仕方ないんですよね。

できれば負けずギライの気持ちは、ふてくされる方ではなく、

勝つまでゼッタイ止めない


って方に出してもらえると「負けずギライらしくて」いいなーと思っています。

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先週末のように雨降りの日は、トランプで遊ぶことが増えました。
神経衰弱、ババ抜きから入って、7ならべ、ダウト。
少しずつできるゲームが増えています。

そして今度は新たに大富豪をやってみました。

こどもちゃれんじの付録にあったカードゲームが大富豪と似ていたので息子くんはすぐにルールを理解したようです。

最初だけ何回か一緒にカードの出し方を考えてましたが、
すぐにひとりでできるようになりました。

ゲームとなるとオトナは腹黒いカードの出し方をするので最初はママもパパも負けることはなかったのですが、こどもはちゃんとゲームの進め方を見てますね。
思わず「おおっ!」と口に出てしまうようなカードの切り方をしてくるようになるのに時間はかかりませんでした。

しっかり駆け引きを覚えています。

持ちカードに左右される部分も多いゲームですが、自分の力だけで勝てるゲームだということが分かったようでその日はほとんど大富豪ばかり。

たくさん勝ってドヤ顔になり、たくさん負けて悔しがってました。


「どうして2が一ばんつよいんだろうね?」


誰もが不思議に思うはずなのに、こんなシンプルで純粋な疑問も気にならなくなるほどオトナは汚れてしまいます。

ちなみに調べてみると

「当初はA(エース)が最強とされてたようです。しかし、どこかの地域のローカルルールで場に出されたエースと同じスート(絵柄)の場合は2が出せるというものがあったそうです。そのルールが浸透していくうちに「同じスート」という部分がなくなってしまい、2が最強カードとなってしまった」

というのが由来のようです。

ご参考までに
https://candy-store74.blogspot.com/2016/12/blog-post_6.html

ある父親とひとり息子の毎日を描いています。 息子の行動や発言に気づきを覚えたことをテーマに、 父親として子育てに取り組む姿を見ていただければ嬉しいです。