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見世物小屋:ココロ解剖図

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米津氏の歌詞に見る友達以上、恋人以上

米津氏の歌詞に見る友達以上、恋人以上

『友達以上、恋人未満』という言葉を目にするようになって久しい。
しかし僕個人としてはそれがずっと釈然としなかった。
それは僕が恋愛感情を持っていないからかもしれないし、機能不全家族で育ったからかもしれない。
心当たりの程はともかくとして、僕はずっと『友達以上、恋人以上』という関係性を探していた。

前提

誤解が無いように予め断っておく。
恋人以上というのは夫婦だとかパートナーだとかそういう関係で

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とにかく嫌がられていた小さい頃の記憶

とにかく嫌がられていた小さい頃の記憶

物心ついた時から祖母に預けられていた。
その時母親が何をしていたのかは知らない。半分は仕事で、多分もう半分は趣味の時間に使われていたのだと思う。
彼女は今でもバンドマンの追っかけをしてライブに行っている。それは学生の頃から続けている趣味だ。

祖母も忙しい人だった。
沢山の人達が自分に首を垂れるのを喜びとしていた。
だから僕という邪魔者を装飾品に変えた。
何も言わない、喋らない。
ねだることもワガ

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僕の『理想の家族』には僕がいない

僕の『理想の家族』には僕がいない

カウンセリングを受けていた時、こう質問されたことがある。

「家族にどんな家族でいてほしかったですか?」

機能不全家族の中で生まれ育ち、それなりに虐待を受けてきた。
だからそうではない『家族への希望』を訪ねたのだと思う。
本当はどうしてほしかった? どんな家族がほしかった?
そういう質問なのだと理解をして、少しの間考えて、想像して、僕はこう返した。

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