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「普通」って、きっと…


自分にとって、
心地良い空間だったり、時間だったり、
選択肢じゃないかなと思っている。

自分が
「見つけて」「考えて」「選んだ」ものだと。





今よりずっとずっと自分がわからなくて
周りの顔色や雰囲気をうかがって生きていた頃は、

「普通でいなきゃ」

普通を求めて
普通にこだわっていた。


普通=周りと同じ

そんな方程式を持っていた。



だから学生時代では、
同学年だったり、クラスメイトだったり、
友達だったり。

成人した後は、
会社だったり、職場の人だったり。

周りの普通に従って
なるべく角が立たないようにしていた。

もちろん窮屈だし息苦しい。

でも怖かった。
ずっと、ずっと、怖かった。


異端のレッテルを貼られ
陰口を言われ
仲間はずれにされ

腫れ物を扱うような態度や雰囲気を出されるのが。

「自分が間違っている」
「自分のせいだ」

自分のなかにある
自分を生成する僅かな価値観を否定されるのが。


だから、
自分が我慢すればいい。

今思えば自己犠牲であり綺麗事だなと思うことを本気で思っていた。





でも、さすがにそれが通用しなくなった。
過換気と予期不安に襲われたから。

朝、目が覚めた瞬間、
身体の内側から「怖い」という感情が襲ってきた。

誰もいない部屋。
なんの音もしない空間。

死ぬかもしれない。
そんな思いすら出てこないほど怖かった。

死ぬじゃなくて
自分が自分で制御できなくなる恐怖だった。

今もたまに夜中とか仕事中に予期不安に襲われるけど、自分を見失いそうになる。


ちょっとのストレスで呼吸がしづらくなったり、体力が一気になくなって疲れやすくなったり。

なにより、
長時間の睡眠が必要になってしまったから
なかなか難儀な身体になったなと思う。
(8時間切るとフラフラして1日を過ごすのが困難になるくらいだから)



でも、そんな恐怖と遭遇したから
「このままじゃダメ」
「自分の人生、変えなきゃ」

方向転換ができた。
頭で考えて終わらず、ちゃんと行動に移すことができた。

その未来が今であって、
こうしてnoteの存在を知って、
皆さんと巡り会えて、
皆さんの記事に触れて、勇気や元気、癒やしをもらうことができている。


そんな心地良いと思える拠り所を見つけられた
おかげで、自分の可能性をもっと信じたくなった。

信じられるようになった。




周りが持っている普通を求めていたときは
逆に自分を苦しめていたけど、

今は自分でその「普通」を見つけていこうと。



そもそも、1人1人大切にしていることや価値観は違うわけで。
それに合わせようとすると心が反発するのは当たり前だなと思った。

たまに抵抗がないときもあるが、
それは相手との相性がよかったりと波がたたない状態だから。

基本、1人1人違うわけだから、
波がたったり、たたなかったりと
変化があるのが自然である。

だから、
周りの普通に合わせるのではなく
自分の普通をみつけていけばいいと思っている。



その普通というのは、
「自分が心地良いと感じること」が軸になる。



そんな軸に反発してくる人は必ずいる。
でも、共感する人も必ずいるのもたしかで。


「あなたのそれ、いいね!」


そう言ってくれる人と繫がっていけば、
きっともっと、
今より自分を信じたくなるだろうし、

可能性という未来にワクワクするんじゃないかな。



最後まで読んでくださり、ありがとうございました🌸






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