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はちしき(体や心のこと)

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記事一覧

食養生、秋編。

この記事について
三療師をしていて(はり、きゆう、あん摩マッサージ指圧の三つの国家資格(昔は都道府県免許でした)を持つ人をそう呼んでいたみたいですが、現在の法制度上では使われていません。でも気に入っているのでこう書いておきます。)、患者さんが自分で気を付けること、できることの話を治療施術のたびに必ず話しています。
心身を回復させたり、できるだけ好調であるには、ご本人の意識や行動が不可欠だからです。

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食養生、夏編

この記事について
三療師をしていて(はり、きゆう、あん摩マッサージ指圧の三つの国家資格(昔は都道府県免許でした)を持つ人をそう呼んでいたみたいですが、現在の法制度上では使われていません。でも気に入っているのでこう書いておきます。)、患者さんが自分で気を付けること、できることの話を治療施術のたびに必ず話しています。
心身を回復させたり、できるだけ好調であるには、ご本人の意識や行動が不可欠だからです。

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食養生、春編

食養生、春編

この記事について

三療師をしていて(はり、きゆう、あん摩マッサージ指圧の三つの国家資格(昔は都道府県免許でした)を持つ人をそう呼んでいたみたいですが、現在の法制度上では使われていません。でも気に入っているのでこう書いておきます。)、患者さんが自分で気を付けること、できることの話を治療施術のたびに必ず話しています。
心身を回復させたり、できるだけ好調であるには、ご本人の意識や行動が不可欠だからです

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鬼さんこちら、私のほうへ。

節分のたびに念じてきたことです。

(先に…前回の題名の心のコリというワード、電車の広告で見てしまいました…真似したわけではなく、本当に偶然に誤変換からきたやつなんです。…なんの弁明だろ?)

毎年毎年、お正月の陽気が過ぎて節分の準備がはじまると(主に商戦として

鬼は外、福は内 の声に

外へ追いやられた鬼はどこへゆくのだろう

なんて気にかかって、私のところへ逃げていおいで、と思ってきました。

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体の陰陽と食べ物の性質のこと

自分の体を知るときに、対象となるものでざっくりと区分けしてみると理解が進みます。
対象というのは、裏表、上下、右左、朝晩……こんな具合です。
例えば不調のある場所の対になりそうなところ、左手が痛いなら右手、手の甲が痛いならてのひら、などの様子を観察してみます。ご自身のことであれば痛みや感覚など主観的な部分もわかるはずです。
さて、この対象となるものに、陰陽があります。中医学の証の分類(現代医学でい

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感染症は外邪だよ

ツイッターにて、定期予防接種のことについてだらだらと呟いたので、それの貼り付け。

と、東洋医学での病因の考え方のことをおまけです。

ツイッター呟きは最後に。

病気、体調不良にももちろん原因があり、東洋医学では大きく三つに分けています。

一つは内因。

字の通り内側からの原因で、内側というのは本人のこと。

人はいろんな感情を持っていますが、その感情が行き過ぎたものだと病因になるのです。

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乳腺炎になったときの触り方

【乳腺炎になったら】

「乳腺炎になったら古い母乳を搾り出してしまうのが一番!」
「赤ちゃんに飲んでしまって貰うのが一番!」
なんて言われて、困ってしまったお母さん、多いのではないでしょうか……
「搾り出すって言っても出ない」
「赤ちゃんが嫌がって飲まない」
そしてご自身でぐいぐい押してみたり……痛みや発熱の中で試行錯誤してなかなか解決できずにいる方のお役に少しでも立てれば幸いです。

・ 乳腺炎

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乳腺炎になったパートナーにできること

【乳腺炎になったら~パートナーにできること~】

前回は乳腺炎になったご本人が乳房をどう触るかについて書きました。
今回はパートナーができる“手当て”について書いてみます。

妊娠、出産の過程で、二人の関係が思わしくなくなっていることもあるでしょう。
しかし元々は『肌が合って』一緒にいる相手です。
お互いの疲れや環境の変化でうまく疎通できていないかも知れませんが、そんな場合でも相手と自分に癒しとな

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