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親子で発酵食を味わおう!三木町発酵ビルヂング

こんにちは!
和歌山食と暮らしプロジェクトの あや(♀)です。
このプロジェクトでは、和歌山に住むみなさんと一緒に「食」を中心としたさまざまな出来事をもとに「暮らし」を考えるヒントを共有していく…
そんな取り組みをしています。

みなさんは「身体に優しく、おいしく食べられるお店はないかな?」と思ったことはありませんか?

というのも、私は高糖質・高脂質の食事が続くとお腹や肌の調子が崩れるためです。
おまけに、夫も肝臓や血圧の数値が悪く通院中で、年長の息子はアレルギー体質。
外食は便利で助かるのですが、ときどき罪悪感を抱くこともあるのです。

今回は、同様のお悩みを持つ方におすすめしたいお店、和歌山市にある「三木町発酵ビルヂング」さんをご紹介します。
おいしくて健康的な外食を求めている方にピッタリですよ!

だれでも気軽に発酵食を食べられる場所

和歌山市三木町中ノ丁7にある「三木町発酵ビルジング」

三木町発酵ビルヂングは、「発酵のハブ&コミュニティ」の場として2022年に和歌山市にオープンしました。
建物内には、発酵食を使った料理を提供するお店が3つ併設されています。

創立のきっかけは、オーナーである秋山さんの息子さんです。
原因が分からない炎症性腸疾患(クローン病)が発覚したことを機に、食事を一から見直すことになりました。
そして、食べられない食材や行動制限を考えるより、身体に良いものを取り入れる生活にしたいという思いから、勉強を重ねられ、発酵食に辿りついたそうです。

ここでは、食事の制限が必要な方・そうでない方も、だれでも発酵食を気軽に食べられるのです。

今回、私と夫は2階にある「Jill(ジル)」の定食、そして息子は1階にある「S△ND(サンド)」のサンドウィッチ、そして食後には1階「アマゴト」の甘酒スムージーを全員でいただきました。

「もう一杯!」と言いたくなる極上のお味噌汁

定番味噌汁定食におかずを4品プラス
こだわり味噌汁定食におかず4品をプラス

建物2階の「Jill(ジル)」では、お味噌汁を主役にした定食が提供されています。
お味噌汁は、月替わりの「定番味噌汁」と「こだわり味噌汁」の2種類から選べますよ。

ジルのメニュー

私がいただいた定番味噌汁は、「鹿児島産種の合わせ味噌」で作られていました。
一口飲むとスーッと身体に染みわたって、後から甘み・塩味と旨味がぐっと残ります。
思わず「もう一杯!」と言いたくなるおいしさ。

夫が頼んだ「こだわり味噌汁」とも飲み比べてみると、こちらはよりコクのあるお出汁、そして具沢山で食べ応えがありました。

以前、料理研究家の土井善晴さんが提唱した「一汁一菜」が話題になりましたが、まさにこのことだと実感。

毎日の献立に頭を悩ませていましたが、シンプルにご飯を炊いて、おいしいお味噌汁と、お漬物などがあれば、それで十分だと。

とはいえ、このお店では定食に好きな品数だけ「小さいおかず」を追加できるため、ついついたくさんオーダーしてしまいました。

その中でも特に気に入ったのは「追い麹納豆」です。
麹でさらに発酵させた納豆に、真昆布・人参・胡麻が和えられていて、本当に美味でした。

上は調理に使用されている麹(購入可)
下は定食に付いてくる薬味、鰹節、出汁醤油、ポン酢、醬油麹
建物2階「Jill(ジル)」の内観


自然のおいしさで身体もココロも栄養満点

ハンバーグサンド+フリッターセット(サイドメニューから2品選ぶ)
+甘酒スムージー「KOI」

提供されるメニューにはすべて発酵が取り入れられています
スタッフさん曰く、何度も試作を重ねる苦労をされたとのこと。
私もこれほど豊かな食卓は家ではなかなか実現できないため、特別感もあってとてもよかったです。

息子が食べているのは、建物の1階「S△ND(サンド)」のハンバーグサンド。
このソースにいたるまで手作りで、動物性のものを使用していないそうです!
ちなみに、化学調味料も不使用です。
おいしかったのか、息子はナゲットとポテト(この日はサツマイモフライ)を一口もくれませんでした(笑)。

ちなみに、低脂質調理を希望する方には、ノンフライにしていただけたり、苦手な調味料は控えていただけるそうです。
たとえば、マヨネーズが苦手な方には、抜いたり減らしたりしていただけます。
ご希望の方は、注文時にスタッフの方へお声がけくださいね。

甘酒スムージー「HIRAMEKI(左)」と「CHIKARA(右)」

食後は、アマゴト(建物1階)の「甘酒スムージー」で乾杯!
スッキリとした自然の甘さに感動しました。

もちろんノンアルコールで、余計な甘味料もありません。
フレッシュな野菜・果物と麹が、絶妙にブレンドされていました。

息子はおいしそうな見た目にひかれて「KOI(コイ)」をチョイス。
日ごろ生のトマトは食べられないのに、ゴクゴクとあっという間に飲んでしまったので驚きました。
ふだんお腹が弱い夫は、「CHIKARA(チカラ)」を飲んだ後に、調子がよくなったそうです。

冬が終わるまでにもう一度お邪魔して、今度は限定の「ホット甘酒」を飲みたいと思います。

ちなみに、3店舗で使用されているお米や麹は、自然栽培で育った新潟県のお米を使われていますよ。
また、「S△ND(サンド)」と、「アマゴト」のメニューはすべてテイクアウト可能です。

S△ND(サンド)のメニュー

自分の体調やその日の予定などに合わせて、自由に食事が楽しめる三木町発酵ビルヂング。
一度訪れると、あなたも発酵食のおいしさに目覚めてしまうかもしれません!

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。



和歌山 食と暮らしプロジェクト

主催:一般財団法人和歌山環境保全公社
運営:NPO法人わかやま環境ネットワーク
NPO法人ホッピング

担当:土岐


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