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セルフブランディングをするとチョコレートが貰える

こんにちは!株式会社フラクタのテクニカルディビジョン所属・森田です。
この変なタイトルは実話で、チョコレート好きと徹底的に言い続けたら、色々な人からチョコレートをもらえるようになりました!というお話。ただ一点だけに究極に力を入れるとこんなにもメリットがあるものなのか、という体験をご紹介します。

チョコレート人生のはじまり

私は元々スイーツが好きで、だんだんとそのことが周囲にも伝わっていきました。ただ、スイーツは種類も多く、ただの「趣味でスイーツ好きな人」どまり。
そこで思いついたのが、一点集中スイーツセルフブランディング。数多くある中から、特に好きなものは何だろうと振り返ってみたとき、チョコレートを選ぶことが多いな、と分析し、チョコレートを極めよう!と決意しました。
それからはあらゆるチョコレート屋のチョコを買っては食べの繰り返し。書籍を集めたりもしました。この辺りではチョコ好き程度。だんだん奥深さに魅了され、この後からオタク度が加速していきます・・・

オタクエピソード

・日本未出店のブランドのチョコをフランスまで買いに行く(まさかの定休日で買えず、お店の写真だけ撮る。数年後日本で購入できた)

・年に一度のチョコイベント「サロン・デュ・ショコラ」に毎年行き、チョコを買いすぎてお店の人にパティシエですか?と言われる

・ベトナムのカカオツリーのオーナー権を買う

・カカオ鑑定士のワークショップに参加

・本番フランスのチョコを知るため、フランス語を2年学習する。受け答えを全てチョコレートにし過ぎて、またchocolat!?と言われる

・Instagramでおしゃれなチョコレートパッケージを撮って発信

そしてエキスパートへ

更には、チョコレートエキスパートという資格を取得しました。これは明治の資格で、チョコレートの製造工程、カカオの生態、チョコレートを取り巻くストーリー等、なかなかマニアックな資格です。ちなみに、エキスパートは上級で、初級にあたるショコラアドバイザー(第2回以降はチョコレートスペシャリストと呼ぶ)も取得しています。

見られ方が変わる

こんなことを10年近く続けていると、森田=チョコレートと認識されるようになり、チョコレートをたくさんもらえるようになりました。コンビニの新作チョコが出てました!とか、海外旅行に行ったのでお土産です!とか、いま美味しいお店はどこですか?とか。大変ありがたいことです。
最近では自己紹介にチョコレートエキスパートであることを含めるようにしています。セミナー登壇したときにも言っていたら、後日参加者の方に「チョコの人」と呼ばれました。セミナーの内容はチョコと全然関係なかったんですが。

実はやってたブランディング

私が行ってきたことはまさにブランディングそのもので、これは仕事でも活用できるでしょう。仕事として行う場合、付随する事柄を考慮する必要があり難しくなりがちですが、シンプルに考えれば何ら難しいことはなく、「私はこうです」と言い切れるか否かであると思います。
コツは3つ。

①誰でもわかるシンプルな内容1つに絞ること
「クリオロ種チュアオの70%のタブレット・ノワールが好きなんです!あ、ナッティなフレーバーも嫌いじゃないです!」と言われても意味不明です。揺るぎない事は簡単でいいんです「チョコレート好きです」  
②途中でやめずに継続すること
よく「毎日食べるんですか?」「高級じゃないチョコは食べないんですか?」と聞かれますが、それでは高血圧か金欠で倒れてしまいます。長期間途切れたり、他のものに心変わりしないように気をつけます。      
③やるからには徹底的に
ただ好きというだけではここまで影響はなかったと考えます。「まずはやってみる精神」で行動した結果、今があると思います。熱意ある人は他の人を動かす力がある!と実感しました。

ブランドにとって「チョコレートがもらえる状態」というのは、特にお願いはしなくともお客さんからポジティブなコメントや行動などがもらえる状態であると言えます。特定分野での深い信頼関係ですね。これが実現できるよう、日々フラクタではブランドのお手伝いをしていますので、お気軽にお問い合わせください!

ブランドを理解するには、自分の好きなことを突き詰めたらどうなるか?を考えてみると、ヒントになりますよ!

ブランディング・アズ・ア・サービス | 株式会社フラクタ
https://fracta.co.jp/