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言葉の羅針盤【第10話】


幼い頃。
僕は故郷の家では、
たくさんの楽譜や古書などに囲まれ、
多くの言葉に触れる機会がありました。

難解な哲学を語る、論理的な言葉。
慈愛に満ちた、詩歌とともに紡がれる言葉。

そうした数々の言葉に救われ、
自分の狭い世界を少しづつ押し広げてもきましたが。

でも、本当の意味で「生の言葉」に触れて
自分の人生を考えるようになったのは
思い返すと、僕が故郷を離れてからのことです。

故郷から都会へ。

その変化の中で、数々の言葉出会い、
「生きた言葉」の数々を意識するようになった。

そんなお話をさせていただきます。

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