お湯だしの麦茶をつくる

2Lのプラ容器(注ぎ口付き)に
沸騰したてのお湯をドバドバーッと注ぎ込む快感。

流し込まれるスピードに間に合わない湯気が
容器から逃げるように溢れ出る。

注ぎ込まれるお湯は、
容器を満たすとともに音階を踏む。

入れ終われば
瞬間、静寂。

まるで誰も知らない海底湖のおもむき。

ティーパックさえ浮かんだまま黙ってる。

私が触れない限り。

#文学 #小説 #エッセイ #日記 #自然 #哲学 #詩 #essay #literature #poetry #poetics #nature #philosophy #あたしのエッセイ