碁盤サメのフーカ

囲碁将棋(その他諸々)系Vtuber、碁盤サメのフーカです。 読んだ者の知識をちょっと…

碁盤サメのフーカ

囲碁将棋(その他諸々)系Vtuber、碁盤サメのフーカです。 読んだ者の知識をちょっとだけ増やしてくれる「サメノート」にようこそ。 よろしくお願いいたします。

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サメ🦈ノートについての説明

このnoteはVtuberと化したサメのフーカについての説明書きです。よかったら最後までどうぞ。 以下がフーカの活動内容(になるかもしれないこと)です。活動場所はこのノートとYouTube、内容次第ではほかの媒体でも発信するかもしれませんね。 https://twitter.com/Vtuber24444514 ​ マシュマロを用意したのでこちらもどうぞ。質問は何ですか? ①将棋 棋力は将棋ウォーズ、81道場でいうところの初段から二段、調子が良ければ三段に上振れす

    • ケインズの乗数効果~マクロ経済学を味見しよう~

      注:この記事は、いわゆる乗数効果についてのざっくりとした説明である。間違いなどあれば指摘は歓迎である。 不景気のときに、減税しろ、あるいは公共事業を増やせなどということを聞いたことがあるかもしれない。当記事は、それがどのような理論によって裏付けされているかをざっくりと解説しよう。数学の知識はとりあえず中学数学の範囲内でオッケーだ。 乗数効果とはなんか投資が増えると所得が増えて、消費も増えて、だから投資が増えて~といったサイクルのことを意味している。なお、今回は1国の国内の

      • ステラリス(stellaris) バージョン3.0台のpop考察(即席)

         stellaris、それはβテスターを一般人にしてもらうパラドックス社にしては万人向けの宇宙4xゲームである。  最近、stellarisのアプデがきてから、ちょいちょい触ったり英wikiを読んだりしてきたので、そこで得た知見をまとめたいと思う。  ステラリスにおけるpopとは、人口であり、国力である。その辺が結構変わったので、これから触るという方は読んでいただくとちょっとプレイがうまくなるかもしれない。 3.0以前(2.8のころ)パラド神は言われた。popあれ。する

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        • 第一回:大学内で暇を持て余した大学生に勧める「本」コンテスト

          前書きnoteから読む人向けに、事情を説明するところからはじめよう。発端はこのツイートである。 https://twitter.com/Vtuber24444514/status/1382242874750685186 サメのFPS関連の師(わかもの)が、「大学で4時間暇になりました」などとディスコードで愚痴っていたので、本を勧めてみようか、と思い立ったのがきっかけでツイートをしたら、短時間にたくさんの方からのおすすめを頂いた。よって、本記事はそのまとめである。 「図書

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        サメ🦈ノートについての説明

          サメの奇妙な戦術(V名人戦3期 1局目振り返り) ~玉頭位取り?~

          ☆前置きこの記事は、V名人戦の対局の振り返りです。配信、棋譜などはこちらをどうぞ。なお、基本的にこの記事は画像↓説明となっております。 ☆歴史の授業 突然だが、玉頭位取りという戦法をご存じだろうか?  1970年代に流行った対四間飛車の戦法である。米長先生、有吉先生あたりが全盛期だったころ、と言った方が将棋ファンの皆様には分かりやすいだろうか? 参考までに、米長先生がヌード写真を鳥取砂丘で撮られたのは85年(42歳)とのことだ。 どういうやつかと言われれば、こういうや

          サメの奇妙な戦術(V名人戦3期 1局目振り返り) ~玉頭位取り?~

          V盤王戦を完走した感想

          どうも、盤王のサメ、サメのフーカです。この度は盤王の称号をいただきました。大事なことなので前書きから3回書いてるよ! 将棋以外の6種目は一個ずつピックして戦う形式であったが、私は全部囲碁を選んだ。ほんとは全部違うものにするつもりだったんだけどね。なお、お詫びと言っては何だが囲碁の手番の選択権は全部お相手に差し上げた。(コミの関係上、白のほうが有利と言われている。) 今日は、盤王戦を戦って、その感想などを振り返っていきたいと思う。なお、人物名などの敬称は略させていただく。

          V盤王戦を完走した感想

          囲碁 9路盤の勝ち方(のイメージ)

          本記事の対象棋力は、9路盤COSUMIレベル0(いわゆる定先である)に勝てるようになったぐらい、の棋力である。 さて、この記事では主に黒番の考え方について話していこう。 序盤の話コミというものがある。すなわち、手番を得る代わりにハンデがあるということだ。6~7目ぐらいである。これはどういうことかというと、9路盤ではだいたい盤面の6割を支配しなければならないということだ。 具体的に言うと、この図1でギリギリ勝ちなのである。大変だね。 6割を目指そうとすると、序盤は特に積

          囲碁 9路盤の勝ち方(のイメージ)

          サメとフェルミ推定をしよう

          フェルミ推定とは、要は大雑把な数の推定である。(この説明も雑ですね) 今回は、かかぽおねえさん(@kakapo_research)の企画に挑戦する形で、フェルミ推定をしてみようと思う。今回のお題はこれだ。 大学や研究機関、企業に所属している研究者の人数(日本国内) うん、難しそうだ。まあ、間違ってても良いのだ。正確な推定をするという話ではないのだから。 日本の人口は1億人ちょいである。たしか、大学の進学率は50%程度だから、5000万人が残る。もちろん進学率は現代の話

          サメとフェルミ推定をしよう

          貰いものレビューのコーナー① パスタソース

          先日、欲しいものリストを実装した。この記事はその際の公約である、レビューということになる。早速やっていこう。 今回頂いたものは、パスタソース 麻布十番シリーズ イベリコ豚ベーコンのカルボナーラ  である。早速調理過程からご紹介しよう。 とはいっても、パスタを茹でてかけるだけである。シンプル。パスタは1.6㎜のものを100g使用した。1食2食ぐらいであれば、上記画像のような、電子レンジで茹でられる容器が重宝する。お湯を入れて電子レンジに突っ込むだけである。簡単。 パスタ

          貰いものレビューのコーナー① パスタソース

          ボードゲーム紹介inBGA①~P.I.~

          先日、ボードゲームアリーナで遊ぶコラボに参加してきた。古典的ボードゲーマー(将棋や囲碁)を嗜む身としては、新しいものを遊ぶのもなかなか楽しいものだ。というわけで、プレイしたゲームを紹介してみようと思う。 今回はP.I.というゲームを紹介する。簡単に言うと、次の手番の人に起きた、何らかの事件を探す推理ゲームである。 各プレイヤーは自分のターンに、上記画像の一番上のカードを使って、次の3つの要素について、1回尋ねることが出来る。(カードは全プレイヤー共通で、使ったら補充さ

          ボードゲーム紹介inBGA①~P.I.~

          V名人戦 サメ視点の観戦総集記

           お久しぶりだ。色々やっていたら休養せざるを得なくなったので、しばらく発信がなかったのはご容赦願いたい。さて、今回はV名人戦第2期において、自分の対局は前回までの記事で振り返った。ので、他人の対局のうち、特に印象に残った参加者、あるいは棋譜をいくつか取り上げつつ、観戦者的な視点で振り返っていきたいと思う(敬称略)。なお、選定基準は感情のゆらめきである。 (え?まだ名人を決める戦いが残ってるって?それは誰か記事にするでしょう?) 詳しい対局内容が知りたいという方は、ぜひ上記リ

          V名人戦 サメ視点の観戦総集記

          V名人戦 振り返りその③

          大変遅れたが、この前の対局の振り返り、及び第二期V名人戦の総括をしたいと思う。 対局の棋譜がご覧になりたい方は上記のリンクを参照のこと。  その前に、将棋に関わらずこの手の類のゲームには、こういった言葉がある。 「悪くなってから考えても手遅れ」 その通りだ。基本的に先に大きなミスをした方が不利なゲームである。では、それはどこだろうか? ①おなかが冷えたまただよと思ったそこのあなた、状況が前回と違ったのだ。 前回対局より1か月がたち、寒くなっていたのにも関わらず暖房も

          V名人戦 振り返りその③

          43銀型角交換四間飛車#2~概略前編~

          このノートは、角交換振り飛車について考察をしてくシリーズの第二回目である。どうせ長くなるので、複数に分割して投稿することにした。  第二回目は、43銀型四間飛車に組むまでの道のりについて考察を重ねていきたいと思う。書いていて長ったらしいので以降は43銀型KKSと省略することにする。まずは下のチャート図をご覧いただきたい。 ☆組むまでの道のり 基本図というのは、下の図の自陣側の形である。(敵陣側は省略)以降、基本図の一言を見たらこの形を想像していただけるとスムーズだ。この

          43銀型角交換四間飛車#2~概略前編~

          V名人戦 振り返りその②~中飛車?~

          ※この記事はV名人戦 2局目の振り返りです。 ~前置き~ 中飛車党。前情報で得たのはそれだけであった。前期も参加していたとあって棋譜はあるようだが、特に気にせずいつもしている対中飛車策のうちどれかをぶつけようかなあ?ぐらいのつもりで対局に臨んだのであった。  前回と違って遅いのでお腹は大丈夫だったが、若干眠いのはマイナスポイント。しかしながら、解説たちが賑やか極まりないので(誉め言葉)眠気もそうでもなかったのでコンディションは普通という感じであった。 なにはともあれ前回

          V名人戦 振り返りその②~中飛車?~

          43銀型角交換四間飛車~前置き~

          このノートは、角交換振り飛車について考察をしてくシリーズの第一回目である。どうせ長くなるので、複数に分割して投稿することにした。 第一回目は前置きとして、従来の角交換四間飛車がいろいろな対策によって不利飛車になっている現状を考察していこうと思う。 ☆無理が通らない逆棒銀 従来型の角交換四間飛車でまず見るのが左側の形だ。成立すれば33銀を活用するのに一番効率が良い方法だが、86歩同歩同銀の瞬間に居飛車側が74銀なり73桂を間に合わせることで受けるという対策が一般的だ。この

          43銀型角交換四間飛車~前置き~

          サメの奇妙な戦術~飛車先不突矢倉~

          ※ この記事は#V名人戦 1局目の振り返りです。 ~前置き~午後八時という時間の開始であった。これが罠になるとはその当時のサメは思いもしないのであった。夕食を食べ、対局開始数分もないところで事件は発生した。 腹痛である。 対局に向けてしっかり食べた…が食後の休憩をとる時間がなかったのだ。 その状態で頭脳にスイッチを入れた結果、消化器系にまで行き届かなかったのだろう。 しかし、しかしである。あいてのクマさんはクマさんでなかなかきつい対局であったらしく、対局後両者の間には次は

          サメの奇妙な戦術~飛車先不突矢倉~