深爪
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「全員、トンチキ。」、“不倫ドラマ型コント”という新ジャンルを築いた「黄昏流星群」が我々に教えてくれたコト
新ドラマはひと通りチェックする私だが、この秋一番気になったのが「セカンドライフに差し掛かった男女の切ない恋を描くドラマ」と宣伝されていた「黄昏流星群」である。番組公式ページには「人生の折り返し地点を通り過ぎた男と女が図らずも落ちてしまったあらがえない運命の恋、その恋を取り巻く大人たちの人間ドラマ」とあった。まさしくターゲットにドンズバ世代の私なので、観ないわけにはいかない。最近、リアルではめっきり
もっとみるなぜ人は本を出すと宣伝botと化すのか
それまで面白ツイートで楽しませていたアカウントが、本を出した途端、宣伝botと化す様を私は幾度となく見てきた。自著に対する絶賛ツイートをリツイートしまくり、何の脈絡もなくすべてのツイートにAmazonの購入リンクを貼る。オモシロに命を懸けていた人間がカネに命を懸けるようになる姿は悲しくも滑稽であり、いたたまれずフォローを外すことも少なくなかった。ああにはなりたくない。そのたびに強く心に誓ったもので
もっとみる私のnoteが書籍化されました
noteに綴った私のコラム集「深爪な愛とセックスのはなし」が、本日(5/27)KADOKAWAより電子書籍で発売されました(下記リンクよりご購入いただけます)。
深爪な愛とセックスのはなし (eロマンス新書)
「エロ」「恋愛」「ツイッター」に関するお話を加筆修正、さらに新作書き下ろしを加えてまとめてあります。
「どうして無名一般人に10万人ものフォロワーがいるのか」「ツイッターで炎上しない方
ただの無名一般人である私が、一流週刊誌「女性セブン」で3ページに渡るコラムを書いたお話
先日の「ただの無名一般人である私が、雑誌のインタビューを受けたお話」に続く自慢シリーズ第2弾でございます。とにかく自慢となっております。
ある日、noteから「ユーザーからお問い合わせがきています」というメールが届いた。中を見ると「小学館女性セブンSと申します。お仕事の話をさせていただきたいので一度お会いしたいのですが、ご都合はいかがですか」という内容だった。会社からではなくgmailからの送信
ただの無名一般人である私が、雑誌のインタビューを受けたお話
ある日、メールチェックをすると受信箱にnoteでDirectorをされてるMさんの名前があった。
月刊公募ガイド4月号の【書いて稼ぐ】という特集でnoteが取材を受けることになりました。その中で、noteで文章を書いて売上をあげている方のお話もうかがいたいということでして、ぜひ深爪さんにお願いできないかと思っております。編集部からいただいた企画書を添付いたしますので、ご覧いただきご検討いただけれ
”創作実話”が一部のツイッタラーに蛇蝎の如く嫌われるワケ
みなさんは「創作実話」という言葉をご存じだろうか。
実話のテイだが本当は作り話じゃねえ?と出来過ぎたエピソードを揶揄する時に使われるネット用語である。ツイッターでよく見られる「マクドナルドで女子高生が世間をズバっと斬る会話」などがいい例だ。これらは多くのRTを稼ぐが、一部の人間からは「作り話乙」と冷笑されたり、時に猛烈なバッシングを受けることさえある。
「作り話」が感動を損なうわけではない。実