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カテキンの抗肥満・体脂肪低下作用

食は私たちにとって、
もっとも身近な楽しみのひとつ。
生きるよろこびと言っても
過言ではありません。
ですが、おいしいものを
欲しいままに飲み食いすれば
欲しくないものも身体にたまってきます。
それが体脂肪です。

緑茶に含まれるカテキンには
脂質由来のエネルギー消費を高めることで、
中性脂肪を減らす効果があります。

また、カテキンは小腸での脂肪吸収を
低下させます。
食事で摂取された脂肪は、
膵(すい)臓で分泌される
酵素(膵リパーゼ)によって消化され、
体内へ吸収されます。
カテキンはこの膵リパーゼのはたらきを下げることにより、
脂肪の吸収を抑え、体内にためない効果があります。

つまり、カテキンは2つの効果によって肥満を防ぐのです。


こうしたカテキンの効果はヒトを対象にした試験でも報告されております。
カテキンの多い茶飲料(588mg/350ml)を
1日1本、12週間毎日飲み続けたところ、
体重、お腹の脂肪が減少しました(※1)。
また別の試験で茶カテキン(690mg/340ml)を
飲料で1日1本、12週間毎日摂取ところ、
腹囲と、お腹の脂肪の減少が報告されています(※2)。


男性は18歳ごろ、
女性は15歳ごろをピークにして、
年齢とともに基礎代謝量が落ちていきます。
つまり、年を重ねるとともに食べられる量が減っていくのです。

いくつになっても、おいしいものを味わえるからだでいたい。

カテキンの抗肥満・体脂肪低下作用は、
健康維持への大きな貢献が期待されます。

また、近年では特定保健用食品、
機能性表示食品のお茶も出ており、
お茶が持っている健康効果が
より一層注目されています。

節度を保って食事を腹八分目に抑えつつ、
カテキンの摂取によって体脂肪の増加を防ぐことで、
食べても健康でいられる幸せを享受できるのです。


※1 土田隆, 板倉弘重, 中村治雄. カテキン類の長期摂取によるヒトの体脂肪低減作用. Prog Med 2002; 22: 2189-2203.
※2 Nagao, T., Hase, T., Tokimitsu, I. A green tea extract high in catechins reduces body fat and cardiovascular risks in humans. Obesity (Silver Spring) 2007;15:1473-1483.