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私の職歴について④

ホテルに働いてる頃、私は運送会社で働いていた同僚から、男の人を紹介して貰った。
その人が元夫である。
本当は紹介して貰うのを、断っていたのだけど、同僚の「どうしても。」って言うのと、何となく「この紹介を受けなければ一生後悔するかもしれない。」と言う思いがなぜかあって、結局紹介して貰う事になった。
元夫は漁師をしていて、私よりも少し歳上だった。
なかなか出会いが無くて、独身が長かったらしい。
私はそれなりに出会いもあったし、お付き合いした人も何人も居たけど、結局全部結婚には至らなかった。
結局その人とは付き合う事になり、私も不定期なシフトだったので、なかなかデートは難しかったが、何とか順調に交際も進んだ。
そして結婚に至る事になった。
結婚するとなり、私は元夫から義理の両親と同居することや、仕事を辞めて欲しいと言われた。
そんな約束も話も一切していないのに、家庭に入って漁師の仕事を手伝って欲しいと言われた。
私はショックは受けたけど、結婚を考えた相手なので、信用することにして、大好きだったホテルの仕事を泣く泣く辞める事になった。
そして結婚生活していた間、ずっと元夫の仕事の手伝いをした。
私は魚が正直苦手で、どうも目が気持ち悪くてたまらなかった。
でも我慢した。
慣れない力仕事があり、重い魚を運ぶのは、本当に重労働だった。
実は私の亡くなった祖父も漁師をしていて、この時は漁師に縁があるんだなと思っていた。
だがどうしても魚が捌く事が出来なかった。
それで元姑からも呆れられていた。
出来ないものは出来ないのだから。
考えてみたら離婚するまで、ずっと我慢の連続だったな。
そして離婚して、やっと漁業の仕事から解放された。
だが私はまたうつ病を再発してしまい、働く事が出来なくなってしまった。
次回につづく。

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