幸せになりたいなら【 嫌われよう! 】アドラー心理学の考え方① 〜 嫌われる勇気 〜
いきなりですが、みなさんは人から嫌われたいですか?
たぶん進んで嫌われたいなんて
人はいないんじゃないかと思います。
じゃあ、好かれたいですか?
好かれたいとしてどの程度好かれたいですか?
きっと、「 誰からも嫌われたくない! 」という人もいるでしょう。
でもそれは、
自分を、そして他人を不幸にしてしまう
パンドラの箱かもしれません。
こんにちは!
ボランティアYouTuberの「イタチ」です!
ことしもよろしくお願いします(^^)♫
普段はウーバーイーツでかせいでボランティアをしておリます。
なぜそんなことをしているかはコチラをご視聴いただけるとうれしいです(^^)
このブログでは、
人生の考え方や悩みなどについて、本や私の経験から書かせていただいております。
少しでも楽しんでいただけたら幸せです(^^)♫
今回、参考にさせていただいたのはコチラ!
『 嫌われる勇気 自己啓発の源流 「 アドラー 」 の教え 』
岸見一郎 古賀史健 著
言わずとしれた名著です!
このブログを書くためにもう一度読み返しましたが、
いやー、やっぱりいい本ですね〜
アドラー心理学は
「え⁉ 極論すぎじゃない??」
というような理論が多いのですが、
若者と哲人(哲学者)の議論という形式にしたことで
とても理解がしやすくなっております。
アドラー心理学に疑問を持つ若者を、
アドラー心理学に通じている哲人が論破していく様は
圧巻です。
はじめは若者に肩入れして
「 そうだ! 説明しろっ!」
というような気持ちでしたが、
最後には若者の反論を聞いて
「 なにコイツ? まだそんなこと言ってるの?」笑
とアドラーさん側の考え方になってしまう不思議な本です。
ぜひ、ご購入の上読んでみてください(^^)
さて、今回の目次です。
①人は嫌われるのがあたりまえ
②他人を変えることはできない
まとめ
自分軸で生きよう!
それでは、
①人は嫌われるのがあたりまえ
ユダヤ教の教えにこんな言葉があります。
「 10人の人がいるとしたら、
そのうち1人はどんなことがあってもあなたを批判する。
あなたを嫌ってくるし、こちらもその人のことを好きになれない。
そして10人のうち2人は、互いにすべてを受け入れ合える親友になれる。
残りの7人はどちらでもない人々だ。」
これを聞いたとき、
みなさんはどう思いますか?
「 そんなことはない!さみしいじゃないか!」という方もいるでしょうし、
「 なんとなくわかる気がする…。」
と感じる方もいらっしゃると思います。
この教えが正しいとして、
あなたはあなたのことをきらいという人にどう接しますか?
「 誰からも嫌われたくない!」という方はきっと、
どうにかわかってもらおうとするんだと思います。
「 人間なんだもんきっとわかりあえるはずよ!」
とあれこれ考えると思います。
しかし、それが間違いなのです。
「 じゃあ、あきらめろっていうの⁉ 冷たい人!
そんなんでいいわけないじゃない!」
と、いう方もいるでしょう。
しかし、この本を読んでいただくことでそれがとても
自己中心的な考え方
であることに気づきます。
「 はあ? 人のことを考えて行動してるのに
自己中心的なわけないじゃない!真逆よ!真逆!」
私もそう思ってました。
前の職場で
自分と考えが合わない人が現れたとき…
恋人と付き合ってしばらくして
お互いの悪いところが見えはじめたとき…
仲のいい友達が間違ったやり方をしていると感じたとき…
なんとかしようとしてあれこれ考えました。
私なりにわかってもらう方法を模索し、はたらきかけました。
でも、全部いい方向にはいきませんでした。
「 やり方がまずかっただけじゃない? 」
本当にそうでしょうか?
たしかにうまいやり方はあるでしょうが、
みなさんの中にも、
うまくいかなった経験があるという方は多いのではないでしょうか。
それは結局、「 人は嫌われるのがあたりまえ 」
というどうしようもない現実を受け入れず
自分勝手な価値観で行動しているからです。
ということで、
②他人を変えることはできない
アドラーさんははっきりとおっしゃいます。
「 他人を変えることはできない 」
と。
「 そんなことはない!」という方もいるでしょうが、
「 でも、そうかも… 」と思われる方も少なくないのではないでしょうか?
夫婦や家族、カップルなど
一緒に生活しているといろいろな問題が出てきますよね。
「 ココを治してほしい 」とか。
それらは解決できるものなんでしょうか?
相手が治してくれたとしてその後
どちらにも
わだかまりは残りませんか?
解決したと思っていたら、
いつのまにか元に戻ってるなんてこともざらにあるのではないでしょうか?
それはなぜなのか?
それは、
” あなたの課題じゃない "
からです。
" 人の課題だから "です。
アドラーさんは
人の課題と自分の課題を分離すること
が必要だとおっしゃっています。
例えば、
親が子どもに「 勉強しなさいっ! 」と怒鳴る。
よくある光景ですよね。
しかし
これをアドラーさんは
「 してはいけない! 」
と言います。
なぜならこれは子どもが解決すべき課題であって、
親がそれを命じるのは
親がその子の課題を土足で踏みにじる行為だからです。
だから子どもは
「 いまやろうと思ったのに!」
と言って勉強をしなくなります。
我が子に勉強してほしいなら、
親のすべきことは子どもが集中して勉強ができる環境を整えることです。
馬を水辺に連れて行ったとしても、
水を飲むかは馬次第です。
我が子や親しい人であっても人を変えることは難しいのに、
それが他人となったら変えるなんてたぶん不可能に近いでしょう。
では、嫌いな人とはどう接していったらいいのでしょう?
そこで
まとめ
自分軸で生きよう!
「 他人と自分の課題を分ける 」
これを意識するだけで、とても穏やかな気持ちで過ごすことができます。
例えば、嫌いな人が自分のうわさ話をしていたとしても、
「 何だとー! 」
と怒ることなく、
「 あの人が私のことをきらいなのは
あの人の課題であって私の課題じゃない。」
と心の中でつぶやくのです。
すると、どんなことがあってもたいていのことは平気になります。
誰かの言葉に気持ちが持っていかれそうになったら、
一度自分に立ち返るのです。
私は最近、YouTubeやブログをはじめたこともあり、
いりいろな人からいろんな言葉を投げかけられます。
たとえ相手がよかれと思って
アドバイスのつもりで投げかけた言葉であっても
私にとっては槍(やり)だったりします。
だからそんなときは
「 これはあの人の課題であって、私の課題じゃない。」
と唱えて冷静さを取り戻します。
そうすると、その中から
思わぬギフトを受けとっていることに気づくこともあります。
自分軸で生きる
こと。
一見、自己中に見えるこの考え方は
実は精神的に自立し、
相手を思いやることができる素敵な考え方だと
私は思うのです。
「 誰からも嫌われたくない!」
という人はとてもやさしい人です。
愛情が深く、とても強い人だと思います。
だからこそ、自分を大切にしてほしいのです。
自分をしっかりと見つめて、
もっといろんな人にあなたの愛情を伝えてほしいのです。
はじめに言ったユダヤの教えに戻りますが、
あの教えの言いたかったことは
「 嫌いな人もいるんだからしょうがない… 」
ではありません。
「 あなたはどの人を大事にしたいですか? 」
ということだと思います。
あなたがその愛情を伝えるべき人は
力をそそぐべき人は
どんな人ですか?
いかがでしたでしょうか?
今回の「 アドラー心理学 」はとても書きたいテーマだったので、
私自身興奮してちゃんと伝えられたかわかりません!笑
でも、少しでも楽しんでいただけたなら幸せです(^^)
私がYouTubeでやっているえほんを紹介する動画
『 イタチのえほんのせかい 』でもアドラー心理学を取り上げた動画
がございます!
観ていただけると幸せです(^^)
新年、一発目のブログ!
いきなりテーマが「 嫌われること 」でした笑
でも、他人と自分の違いを理解することは
昨年中ブログを書いていて
共通して言えることのような気がします。
他にもいろんなテーマで人生の考え方や悩みについて
書かせてもらっているので、
もしご興味がございましたらよろしくお願いします(^^)
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それでは、
「 いつだって答えはSimple! 」
ばいばい(^^)♫
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