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【二子玉川にて開催:生死を考える展示会】END展へ行って参りました

本日、iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズにて開催されている展示会「END 展」に行って参りました。

生死に関する展示会が行われることは希であり、二子玉川のような若者や若い家族層が多い街で行われているとは思いませんでしたが、知人紹介され行って参りました。

END展とは

END展とは、2022年5月27日から6月8日まで開催されている「東急株式会社、東急ラヴィエール株式会社、一般社団法人Whole Universe」が主催する人生100年時代を生と死について考え、普段考えない「死について」の考えを巡らせる展示会です。

東急も主催を行なっているとは意外です。

一昔前までは「家族の死について考えること」は縁起でもないことであると忌み嫌われる時代が確かにありましたが、高齢社会を迎え、年長者を送る「葬儀の数」が増えていることは間違いありません。

現代は「葬儀の数が多くなり、死に触れ合うことが多くなったからこそ「死」についてを考え、勉強しなくてはならなくなりました」

以外にも若い方の来場が多い印象

私が参加させて頂いた時間帯は昼間の時間帯でしたが、20代〜30代の方しか展示会にはおらず、約20名程度がいらっしゃっていました。

正直、この内容の展示会に若者がこれだけ多いのは意外でした。

どのようなきっかけがあり、この展示会を知り足を運ばれたのかはわかりませんが、それだけ関心のある事象であることに違いはありません。

漫画の一コマでわかりやすく「生死」を考える

このEND展は「漫画の一コマ」を使い「生と死」をわかりやすく展示を行なっています。

知っている漫画も多く「進撃の巨人のリヴァイ兵長の台詞」や「2022年秋に永野芽郁さん主演で映画化されるマイ・ブロークン・マリコの一コマ」などの展示もありました。

リヴァイ兵長の台詞
マイ・ブロークン・マリコ 遺骨を抱えて主人公が旅に出る異色の漫画の一コマ
永野芽郁さん主演「マイ・ブロークン・マリコ」ポスター

死は悪いものではない

この展示会が伝えたことは「死は悪いものではない」ということではないでしょうか。

今までに私は1,000人以上の方のお葬式の担当を直接行い、間接的な葬儀サポートまで含めると5,000人を超える方のお葬式を行っています。

死というものは誰もがいずれ起こるものであり、別に悪いものではありません。

漫画:宝石の国の一コマ

身近な方が亡くなることは誰もが悲しい。

しかし、その時のために
「何ができるのか」
「何をしてあげたいのか」
送られる側であれば「何をしてほしいのか」

これらを明確に伝え、準備ができている人は本当に少ないです。

全ての準備を事前に行うことは難しいにせよ、ある程度の年長者がいるご家庭のお葬式や弔いについて、何も考えておかないことはリスクがあります。

生と死に関してを考える機会としての役割をこの展示会は持っています。

参加は無料ですので、是非お時間がある方は足を運んで頂ければと思います。

END展で展示されていた「死から問うテクノロジーと社会」


こちらは主に寺院、介護施設、行政への寄付等、またコミュニティ運営費として活用させて頂きます😌