見出し画像

【10/8イベントレポ】輪になって不登校を語ろう

10/8、久喜中央コミュニティセンターでFUNRISEが主催するイベント「輪になって不登校を語ろう」が行われました。

FUNRISE(前進団体含め)が設立されたのはコロナ禍に入ってからだったので、なかなかオフラインでイベントを行う機会が少なかったのですが

なぜイベントを開催した?

今年8月、さいたま市で開かれた不登校のイベントに参加者として参加しました。そこで不登校の子を持つ保護者の方の話を聞きました。

そこで思ったこと、

①子どものことを話した後、保護者の方の表情は少しスッキリしているように見えた。

②保護者の方は常に子どものことを想っていて、これまでもあらゆることを尽くしてきた。だからこそ、一般的な情報(公的な機関のホームページに書かれているようなこと)をいまさら講義してもらうことは望んでいないのではないか…?

このようなことから不登校の子どもをもつ保護者の方がとにかく語らうイベントを行うことで、保護者の方の不安、負担を減らし、ひいては子どもたちが安心して日々を過ごすことにもつながるのではと思いました。

また、久喜市はじめ近隣ではこのようなイベントが行われた記憶がなかったので、それなら私たちがということで今回のイベントにつながりました。

イベントで改めて感じた、”話すことは離すこと”

今回のイベントには不登校の子どもをもつ保護者の方、フリースクールなど子どもの居場所を運営されている方、この他、不登校問題に関心を持っている方に参加いただきました。

今回私たちが意識したのは、”保護者の語りを大切にする”ことです、専門家による講演の時間はなく、保護者の方が話す時間を優先しました。

座談会の前のアイスブレイクでも「とにかく自分のことを話してください」とお伝えしました。これには意図があって、保護者の方には子育ての中にも”自分自身”をしっかり持っていただきたいと思うからです。

専門的な話になりますが、家族システム的にも保護者の方が自分自身の生活を歩んでいないと、それが子どもにも影響します。

アイスブレイクで場も温まり、座談会となりました。

話すことを通して、保護者の方の不安や負担感が離れていれば幸いです。そして大事なことは今回のイベントを継続すること。多くの保護者の方が、頻繁に話せる場を作ることが重要だと思います。

次回をなるべく早く行えればと思います。

改めまして、ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

そして、2つ目のテーマでした"子どもの居場所マッチング"に際して、資料をご提供いただいた皆さまも重ねてお礼を申し上げます。次回は一緒に行いましょう!

書いている人

元小学校教員/中高社会科・地理歴史科教員免許/専門は中学校社会科/社会福祉士/スクールソーシャルワーカー

この記事が参加している募集

イベントレポ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?