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47都道府県にサッカー専用スタジアムが当たり前にある未来を夢見て


はじめまして。
おもながおじさんです。

手を挙げて発信できる今の時代に、サッカーに携わる人が誰しも思うことを堂々と発信していきたいと思います。

「47都道府県にサッカー専用スタジアムがある未来を作り、サッカーを好きな人も、そうでもない人にとっても、”生きがい”となる場所を作る

これが私の夢であり、自分の人生を使い果たしたいテーマです。

※8分程度で読み切れるので最後までお付き合いください。様々な団体などとは関係はなく、記事内容は個人の意見ですのでご容赦ください。

自己紹介

・埼玉県深谷市出身
 ⇒現在:神奈川県茅ヶ崎市に住む26歳男性
・高校:高校サッカー選手権大会出場
 大学:総理大臣杯ベスト16
 ⇒プレースタイル:ジルー系ポストプレイヤー
・夢のプロサッカー選手を諦め、
 ゴリゴリ投資用不動産営業会社へ新卒入社
 ⇒現在:輸入食品専門商社の法人営業

なぜ、47都道府県にサッカー専用スタジアムを作ることを強く願うのか?

ここから、本題のお話ですが個人的な理由を述べたいと思います。

ニッパツ三ツ沢球技場

サッカーとの出会いは、父のサッカー好きや兄の影響で地元のサッカー少年団に入ったことでした。その時は、「兄に負けたくない」その一心で、学校から帰ってきてボールを蹴ったり、毎日サッカーをうまくなる事だけを夢中になって考えてきました。本当に、どこにでもいるサッカー少年でした。もちろん、浦和レッズや大宮アルディージャの試合を観に行って憧れを抱き、プロサッカー選手になるんだ!と強く思っていました。

ただ、今でも忘れられないのは「高校サッカー選手権予選埼玉県決勝」へ観戦しに行った時の西武台高校の選手達。真っ白のベンチコートを着用して、埼玉スタジアムの周りを散歩している後ろ姿を両親と一緒に見て、なぜか分かりませんが、鳥肌が立ったのを覚えています。とてつもなく、かっこよかった。だからまずは「高校サッカーで全国大会に出場する、この舞台に立つ。」そんな、覚悟が決まった小学校時代でした。そして、中学はクラブチームへ加入し、高校は地元のサッカー強豪校へ進学することができました。野球でいう甲子園出場、バスケでいうウィンターカップ出場といった憧れを抱いた本当にどこにでもいる学生でした。

高校3年時には、小学校時代から憧れていた埼玉スタジアムプレーすることができ、約10,000人の観客の前でガムシャラにボールを蹴れたのは幸せでした。夢の舞台に立てたことで、夢を追いかけ続けることの価値を強く感じました。そこから大学は地元を離れ、関東でも有名な大学に進学し、「プロサッカー選手になる」その一心で日々の大学生活を過ごしていました。しかし、チーム内で競争に勝てず万年ベンチ、Jリーグチームとの練習試合では実力不足を痛感するなど、現実は甘くはありませんでした。大学4年の時に夢を諦め、家族にサッカーを大学まで続けさせてくれたことの感謝を伝え、就職の道を選択しました。

ざっとサッカーとの出会いから夢を諦める時までの話をお伝えしましたが、初代Jリーグチェアマン川渕三郎さんの「夢があるから強くなる」この言葉通りの人生を歩んできました。(小学校時代の大会で、川渕三郎さんと直接お会いしたのですが、君が一番上手かったよと言ってくれたこと今でも忘れません。)「夢を叶えたい。こんな自分になりたい。」こういった想いを持ち続けることで、苦労は乗り越えられます。私の場合は家族のおかげでサッカーと出会えて、夢を追いかけ続けることができました。何不自由なくサッカーと向き合えたことに感謝しかありません。

小学校時代に川渕三郎初代チェアマンからもらったサインボール

サッカーを引退後、2020年新卒入社した会社で仕事中に母からある病気になったと連絡を受けました。そこからは病気との闘いで、治って再発して治って再発の繰り返しで、、、家族みんなで支えあって普通の生活を過ごすことを心がけていました。しかし、2023年6月に母が天国へ旅立ちました。このnoteに書くことをもしかしたら母は良いと思っていないかもしれません。ただ、私は母が大好きで一番尊敬していますし、たくさんの愛情を注いでくれたことに感謝以外の言葉は見つかりません。人生でたくさんのことを経験し、学ばせてもらいました。これから結婚や子育て、たくさん話したいことがあるけど話せないこと、少しでも親孝行をしていきたいという想いがあった中での突然のことでした。時間が経つにつれ、徐々に辛く苦しい時間が増えました。何もしていない時間は色々考えてしまうため、仕事に没頭することを意識していましたが、ふとした瞬間に辛い時間が訪れるため、何一つ意味はなかったです。

そんな時、気にかけてくれた妻が、サプライズでNACK5スタジアムで開催する大宮アルディージャの試合へ連れて行ってくれました。よく、妻とは大宮アルディージャの試合を観に行っていたので、大宮駅で降りた瞬間にアルディージャかな?と感じたことを覚えています。いつも通りのホームゴール裏2階席でした。

NACK5スタジアムホームサポーターゾーン2階席からの景色

2023シーズンはJ3降格圏内での戦いが続いていたアルディージャでした。しかし、結果が出ない中でも必死で応援し支えようとするサポーターの姿や、オレンジ色のユニフォームを着用したファンの方々、毎試合同じ席にいるご家族、県外から来る方々、車椅子席から応援するサポーターなどの熱い姿勢を目のあたりにしました。そして、「この人達にも悩みや葛藤があるけど、スタジアムに足を運んで人生を前向きに生きようとしているのではないか」と感じるようになりました。私も、90分間目の前で起きている試合の一瞬一瞬に夢中になっていました。結果として、J3降格となってしまいましたが、経済的価値は置いておいて、私は少しでも寂しさや辛さと向き合うことができたのはスタジアムでの非日常を味わえたからこそです。家族、妻、友達、そして、”大好きなサッカー”に心から救われました。

その時から、

スタジアムは普遍的な日常を過ごす中で、
非日常的な刺激を味わえる社会的価値のある存在なのではないか?

各地域にサッカー専用スタジアムがあることで、サッカーを好きな人もそうでない人も、選手を身近に感じることができ、明日を生きる活力を与える事ができるのではないか?

こういった想いを抱くようになりました。

スタジアムアリーナ改革の可能性

幸いなことに、海外・J1~地域リーグのプロサッカー選手の友人がいることもあり、サッカー専用スタジアムと陸上競技場でのプレーの違いを聞くことができました。自分でも日本サッカー協会スタジアム標準やJリーグクラブライセンスを見たり、課題解決に向けた活動などを調べるようになりました。

その中でもスポーツ庁が公表している「スタジアムアリーナ改革」を見て、国として取り組んでいるものの、様々な課題があるのだと感じました。
ただ、私は可能性に溢れる政策だと感じています。今回の投稿は、個人の想いを発信したいという想いのため、リンクだけ掲載させていただきます。


現状の課題と解決について

私は、サッカー専用スタジアムを建設・運営するための課題を下記2点だと感じています。

①各クラブチーム・各自治体の資金調達
②1年を通し収益に繋げ、持続可能な街づくりを支える事ができるかどうか

スポーツ庁のスタジアムアリーナ改革にも記載はありますが、これからは「多機能型」「民間活力導入」「街なか立地」「収益性改善」を目指す必要があります。官民連携をすることで、民間企業でも運営は可能だと思います。Jリーグスタジアム基準にて、J1は15,000人以上というルールがありますが、各地域に合わせて15,000人~40,000人規模のスタジアムが1つでも増えれば「JFAの約束2050」も達成できるはずです。

最後に

出会いで人生は大きく変わります。
小さい頃、家族のおかげでサッカーと出会えました。社会人になった今も、私にとって大切な”生きがい”です。各地域に、サッカー専用スタジアムを作りたいという想いを持つ声を集め、一人でも多くの人の”生きがいを感じられる場所”を作っていきます。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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