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【読書ログ】子育てに活かす 2選

産休中の今月の読書は36冊目。
その中から子育て向けの2選をご紹介します。
上の子が小学3年生になり、心の成長をサポートするような働きかけが必要になっていると日々実感しています。
以下の2選から参考になった箇所を引用し子供とどう関わっていくのか整理してみたいと思います。

1. 子供の才能は3歳•7歳•10歳で決まる。林 成之著

 
★★★★☆ 評価4

子どもの才能を伸ばすのに一番重要なのは、脳の発達に合わせた教育である。との観点から、0から3歳、3から7歳、7から10歳にどのように教育すれば良いのかがまとめられている。

7歳から10歳の子どもの脳を鍛えるポイントの中で私が実践したいこと。

•物事に取り組むときの順番を自分で決めるよう選択肢を示して自分で選ばせるようにする。

•学んだことを自分の口で言うことで体験記録が作られる。理解し、考え、体験することが記憶の科学的アプローチ。親は良い質問を投げかけること。

•脳が疲れてしまった場合には子供の好きなものについての話題を振るなどして楽しい会話をする。

日々の学校の宿題をこれまでは学童保育でやっていましたが、私が産休になってからは自宅でやるようになりました。
帰ってからもダラダラ本を読んだり、テレビを見たり…
夕食時間になっても一向に始める気配がないと「先に宿題やったら?」と声をかけたくなってしまいますが、ぐっと我慢し自分で段取りを考えられるような声かけをする、見守るよう心がけています。

また学校で習った、体験したことを言語化してもらうよう、夕食の際などに積極的に質問するようにしています。

2.「非認知能力」の育て方  ボーク重子著


★★★☆☆ 評価3

ライフコーチでもあり、アメリカで子育てをした日本人ママ ボーク薫子さんが「非認知能力」を育てる鍵、子育てをする親をも幸せにするルールについてまとめられた本。
非認知能力とは何か?またその能力が求められる背景についても詳しく解説されています。
ご自身の失敗談やママだけど万能でないからこの点はできないと言うことも正直に書かれておりその点が共感できました。

私が取り入れたいこと。

•日ごろから子供に注意を向けてよく観察すること。
親の仕事は子供のパッションをゴールに導く手伝いをすることである。

•成長期の子供に対し何より大切なのは子供自身を尊重すること。
子供の話をよく聞き問題が起きたら子供と一緒にどうしたらいいかを話し合う。

•子供が生まれつき持つ能力や資質そして結果を褒めるより、そこに至ったプロセスや努力を褒める方が子供のやる気を引き出せる。

•物理的あるいは金銭的に無理な場合は、子供にも正直に説明し、一方的に話を終わらせず代替案がないか一緒に考える。

•親のやることリストを見直す。完璧でなくても80%で良いとする。 

•子供が巣立った際に自分の人生そのものが空っぽになってしまわないよう、子育ての時期に自分の人生を見失わない。

子どもを観察してパッションを見つけるのは、難しいな。。と感じます。
身近にできることとして、最近は歴史の本が好きで熱心に読んでいるので、自分が図書館に行く時に子どもがスキそうな本も一緒に借りておき、さりげなく本棚に置いてみています。 

どの書籍を読んでも、10歳近くなると、子供自身が考えて自分で行動させることが求められていると実感します。
なかなか自分に余裕がないと日々の働きかけは難しいですが、第2第3ステージの「心を育てる」子育て、楽しみながら取り組んでいきたいです。

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