百笠 双世

アイドルと邦ロックを愛する凡人です。 感じたことを感じたままに。

百笠 双世

アイドルと邦ロックを愛する凡人です。 感じたことを感じたままに。

最近の記事

  • 固定された記事

コトバにできないモノは素晴らしい

こんばんは。 百笠 双世(モモカサ フタヨ)と申します。 突然ですが、あなたが好きになったモノやヒト、好きな音楽や物語を なぜ好きになったか、なぜ素晴らしいのか、どこに魅力があるのかを 言葉で説明することができますか? 自分の好きなアイドルやバンドはこんなにも素晴らしいのに なんでもっと売れないのか、なんでМステに出れないのか、 なんで武道館でライブできないのかを説明することはできますか? 私にはできません。 なぜか。 自分の感じる魅力を端的に表現できる術を持って

    • "そして でんせつが はじまった"(エンドロールを覆せ/NARLOW 楽曲考察)

      はじめに2024年1月27日、アイドルグループ"NARLOW"が、メンバーが作詞、振り付け等を行った新曲5曲をひっさげ、新体制お披露目単独公演『鼓動』を開催しました。 NARLOWについて全く知らないという方にとって、 それに対して驚くことではないと思いますが、 同日の昼公演にて、現体制楽曲終了公演『絶唱』も開催されており、 一日の公演でデビューから大切に歌い続けてきた、いわばグループの"武器"ともいえる楽曲を封印したわけです。 今回は新たに披露された中の"エンドロールを

      • 【自戒】良きオタクになるための三箇条

        前書きここでは、自分の今までの推し活経験から学んだ、 "良きオタクになるための三箇条"を記していく。 このnoteを書こうと思ったきっかけは、 個人的に最近心の底から応援したいと思えるアイドルを見つけたことである。(それについてはまた別のnoteで書こうと思う。) タイトル冒頭に【自戒】と書いたように、 今後応援していく上で、自分がオタクとして誤った方向に進んでしまってはいないか、 初心を忘れてはいないか等を確認できるようなものを記しておきたいと思ったのだ。 好きがあま

        • "汝、星のごとく"を読んで

          今年の本屋大賞を受賞された 凪良ゆうさんの「汝、星のごとく」の感想を述べていきます。 まず本を読みながら一番に感じたのが、 重すぎる話だなぁと(笑) いわゆる毒親や、島という狭いコミュニティ内での人間関係、不倫に同性愛まで、 世の中の嫌なものを詰め込んだようなとても重苦しい雰囲気の中で どうしようもない絶望を感じながら、物語は進んで行きます。 この物語の大きなテーマとして挙げられるのが、 "正しい"ことが必ずしも"良い"ことに繋がらないということです。 自分の親は大事

        • 固定された記事

        コトバにできないモノは素晴らしい

          あなたの顔なんて見たくない(ヨルシカにおける「匿名性」についての考察)

          お久しぶりです。 note書く書く詐欺をして1年近く経ちました。 ベボベとKANA-BOONとの対バンに行った時の感想も、 「流浪の月」の実写版を見て、原作と比較した考察も。 色んな事を感じた1年でしたが、 思い返してみると薄い記憶が残っているだけで どのような心境で、どのような衝撃を受けたのか きちんと思い出すことはできません。 そんなことを考える日々の中、 1月24日 ヨルシカ LIVE 2023 大阪城ホール公演に行ってきました。 ライブ終了直後にもツイートしま

          あなたの顔なんて見たくない(ヨルシカにおける「匿名性」についての考察)

          みんなの願い事が叶わなくてもなんかいい感じになりますように。(KANA-BOON/HOPE楽曲考察)

          はじめにあなたが好きだった人が突然亡くなってしまったら、どんな気持ちになりますか? ほとんどの人は「悲しい」気持ちになって、涙を流してしまうこともあるでしょう。私も同じです。 でも、その「悲しい」という感情は一生続くもの、もしくは一生続かなければならないことなのでしょうか? 個人的な話になるのですが、私が身近な人の死を初めて体験したのは、 中2の冬、おじいちゃんが亡くなった時です。 祖父のお葬式の際、最も印象に残っているのは、葬式が終わり、 みんなでご飯を食べていた時、

          みんなの願い事が叶わなくてもなんかいい感じになりますように。(KANA-BOON/HOPE楽曲考察)

          肩を組み合えるその日まで(7/20BiSH大阪城ホールライブレポート)

          こんちゃ。 2021年7月20日大阪城ホールで行われた「BiSH SPARKS "My BiSH Forever" EPiSODE 6」に関してのライブレポート・感想について軽くまとめていこうと思います。 始まる前から既にアゲ。やっぱ、小さいライブ会場もいいけど、でかい会場っていいですよね。 こんなにも自分が好きになったモノを好きな同志がこんなにもいるのかと思うとやっぱりうれしい。 さらにもう一つテンションが上がったのは開演前に流れていた曲。 なんと赤い公園の"yu

          肩を組み合えるその日まで(7/20BiSH大阪城ホールライブレポート)

          めそめそしてる場合じゃねぇ(SYUUU/Base Ball Bear楽曲考察)

          こんちゃ。 前回、Base Ball Bearのプールサイダーについての考察をやってきましたが、今回はSYUUUについての考察になります。 (過去にさかのぼっていく系ブロガー、百笠です。どうも。) MVのコメント欄や各種SNSでの反応を見ると、 「これぞベボベ!っていう曲!!」 「湯浅将平さんや津野米咲さんに向けられて作られているのではないか」 「ここにきて4つ打ちの曲持ってくるのさすが」 といったものが主に多く見受けられました。 色々な人の意見を聞いて、どの意見も「な

          めそめそしてる場合じゃねぇ(SYUUU/Base Ball Bear楽曲考察)

          明日死ぬかもしれないからね(プールサイダー/Base Ball Bear楽曲考察)

          こんちゃ。昨日誕生日ボーイです。 6月30日配信リリースとなったBase Ball Bearの”プールサイダー”に関して自分なりに感じたこと・考察をまとめていきます。 はじめにまずは、「プールサイダー」を初披露した際のこいちゃん(小出祐介)のコメントを見てみましょう。 僕自身カナヅチでして、よっぽどいけそうな気がした時以外、水泳の授業はずっと見学しておりました。 プールサイドで体育座りをして、泳いだりはしゃいだりしているみんなを見ていると、虚しくなってくるんです。 泳げ

          明日死ぬかもしれないからね(プールサイダー/Base Ball Bear楽曲考察)