『肥満の定義』
肥満とは『体重過多状態』を指すのではなく、正しくは『体を構成する成分のうち脂肪組織の占める割合が異常に増加した状態』のこと。
筋肉組織は脂肪組織よりも比重が高いので、筋肉が多いと体重が増えますが、体脂脂肪率は逆に低くなります。したがって、体重が多くても体脂肪が少なければ肥満とは言わない。
ブローカー
日本では以前、標準体重を求める時、ブローカー式桂変法として (身長−100)×0.9が広く適用されている
これはフランス人医師のブローカが考案した『身長−100』を基準に、 京都大学名誉教授 桂英輔が日本人の標準体重よして発案した式ですがその根拠となるデータは身長155〜165cmと幅が狭く、身長が高い肥満を見逃し身長の低い正常体重を肥満とみなしてしまう欠点があるので現在は使わなくなった。
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