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アドラー心理学とは何か"臨床心理学と自己啓発を整理する"

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2013年『嫌われる勇気』で流行したアドラー心理学とは結局なんだったのか、マインドフルネスなど他の臨床心理学系も含め整理し、数多ある「心理学」と名の付く本や自己啓発本をどう見れば… もっと読む
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ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)【アドラー心理学とは何か"臨床心理…

 こちらは今回扱うACT(アクト:アクセプタンス&コミットメント・セラピー)の中核である心理…

マインドフルネス:今ここを生きる【アドラー心理学とは何か"臨床心理学と自己啓発を…

 今ここを生きる、そんなことを言わなくてもみんな今以外では生きられないよと思うかもしれま…

認知行動療法 ~行動・考え方の癖に気づく~【アドラー心理学とは何か"臨床心理学と自…

 パブロフの犬はご存知でしょうか。犬に餌あげる時ベルを鳴らすようにしていたら、餌なくても…

共同体感覚:他者貢献と感謝の循環【アドラー心理学とは何か"臨床心理学と自己啓発を…

 アドラー心理学を扱ってきた本シリーズ、各論最後のテーマは共同体感覚です。家庭・地域・職…

「ほめてはいけない」よりも見下さない【アドラー心理学とは何か"臨床心理学と自己啓…

 「ほめてはいけない」アドラー心理学のパワーワードとして広まっています。子どもを褒めたら…

「課題の分離」責任・主体は誰か【アドラー心理学とは何か"臨床心理学と自己啓発を整…

 今回扱う「課題の分離」は『嫌われる勇気』で示された考えの中でも、かなり広まった言葉です…

「性格」の呪縛・ライフスタイル【アドラー心理学とは何か"臨床心理学と自己啓発を整理する"#4】

 「性格は変えられる!」よくアドラー心理学の主張とされ、胡散臭がられる点です。変われたら苦労しないと反感も受けやすい。  インパクトは強いですが、現実的には、アドラーの考えを通して性格という捉え方を柔らかくすることが、行動を変える手がかりになる、という所でしょうか。「性格は変えられる!」に比べキャッチーさ激減ですが、日常でも多用される言葉「性格」に囚われている人は多いです。  今回はまず「性格」を巡る様々な心理学の解釈を押さえた後、アドラー心理学的な性格の捉え方「ライフスタイ

劣等感・コンプレックス【アドラー心理学とは何か"臨床心理学と自己啓発を整理する"#3…

 コンプレックスと聞くと、どんな印象を持ちますか。  身体の部位、経歴、人により指すもの…

目的論・問題行動の目的【アドラー心理学とは何か"臨床心理学と自己啓発を整理する"#2…

 『嫌われる勇気』には続編『幸せになる勇気』(2016年)があるのですが、出てくる青年の言葉が…

なぜ怪しく思えるか【アドラー心理学とは何か"臨床心理学と自己啓発を整理する"#1】

 こちらの本を見て、どんな印象を抱きますか。  『嫌われる勇気』2013年出版、アドラー心理…