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思考の抽出と感情のワーク

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手を動かしながら考えるだけ考え抜く、そんな日常です。
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#写真

猫、剥げかけ。小説の為に写真を撮りたくなった日。

猫、剥げかけ。小説の為に写真を撮りたくなった日。

 ストーリーセラーを読んで。少しでも興味深い人には大抵おすすめの本を聞く中で、普段は専門書や哲学書、古典を勧めていただくことが多い中で久々に小説を読みました。

 写真は記憶に栞を挟む行為であり、今の自分の感性の確認であり、環世界を質量に残しておきたい、唯それだけですが、素敵な文章に出会うとそれに合う写真を撮りたいと、そう思えたので記録しておきます。(今日の感覚を、将来の自分に覚えていて欲しい)

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What time is it. What is “Time”.

What time is it. What is “Time”.

 ホロコーストを知る裏側で、日本軍の歴史も紐解きながら、人がなぜ偏った思考に突き進むのかを振り返ることができたホーツーニェンのアート。テーマは”What is Time”

 考えておいたことのエクリチュール。

 連続的な時間の流れの中で、私たちは無数の非連続的な瞬間に出会う。その一瞬一瞬の間に広がる「余白」こそが、言葉では捉えきれない存在の本質を感じ取る場となるのかもしれない。

 写真という

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コーヒーでお絵描きをしつつ、ステートメントの無い写真のアート性を考えていた

コーヒーでお絵描きをしつつ、ステートメントの無い写真のアート性を考えていた

 コーヒーでお絵描き。お絵描きとアートってかけ離れているなぁ...

 最近はアートとしての写真を好きになってきた。良いメディア(カメラ)を使えば誰でもそれなりに撮れてしまう写真は、綺麗なんだけれど、アートとしての魅力ってどこにあるのかなとずっと考えていた。

 そんな中で、落合さんの写真と、蜷川さんの写真(特にポートレート)だけはアートとして楽しめたので、その共通点を考えたりしていた。どちらも作

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