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歴史上最も効果のある『ポジティブでいる方法』

こんにちは。岡本ナナです。

一時期『ポジティブでいようよ!』『ネガティブはよくないよ!』と触れ回る人たちが大発生していましたが、最近はちょっと下火になった感がありますよね。

あの『ポジティブブーム』ぐらいから、いわゆる『ポジティブな人』はどれくらい増えたでしょう?

私の体感では、あんまり変わっていないような気がします。

では、人はなぜポジティブになれないのでしょうか?

それは間違いなく、『ポジティブになる方法』というものを、誰も知らないから。

方法も知らずに、口だけでいくら『とにかくポジティブになろう!』と叫んだところで、それは法律の勉強をしていない人同士で『弁護士になろう!』と言っているようなもの。

『なる』は動詞です。

ポジティブは気の持ちようじゃないんです。弁護士が気の持ちようじゃないのと同じ。

ポジティブでいるためには、訓練が必要なんです。

ポジティブでいる訓練

せっかくなので、このnoteで『ポジティブでいる訓練』のやり方を教えておきます。

Lesson.1【『ネガティブの否定』は『ポジティブ』ではない】

まず、一時期大発生したポジティブ教徒がよく言っていたような『ネガティブはよくないよ!ポジティブ!ポジティブ!』は、根本的に逆効果です。

だって、そもそも『ネガティブ』って『否定的』という意味だから、ネガティブを『否定』することは、ネガティブなんです。(あーゲシュタルトが崩壊しそう)

だから、暗くなっている時に『ほら、ポジティブになって!』と言われると、鬱陶しいんです。今の自分を真っ向から否定されているわけだから。

まずはこのことを念頭に置いておいてください。

Lesson.2【現実(または現状)を受け入れる】

ここからは実践編です。

まず、現実はどうしても、いいことも悪いことも起きます。

そして、人間は誰であれ、明るい気分にも暗い気分にもなります。

『片側だけで生きていく』なんていうのは、どう頑張っても不可能。

地球でさえ半分はいつも夜です。そんなの当たり前。

悲しい時は『悲しい』。失敗した時は『失敗した』。それを真っ向から認めてください。

現実の暗い部分をやっつけようとしたり、見なかったことにするのはやめて、『現にこうなってしまった』と、まず受け入れてください。

それが第一歩。

Lesson.3【複数の捉え方を持つ】

次に、1つの出来事に対して、『2つ以上の捉え方』を探してください。

『これしか捉えようがない』ということは絶対にありません。

あるとすれば、それは頭が固い証拠。

例えば、結婚するはずだった彼氏にフラれてしまったとして、ショックで立ち直れない場合、

・彼が私を裏切った
・私は彼に失望されてしまった
・私は幸せな未来を失った

といった捉え方を最初はすると思います。

そこで、他にも

・子供が生まれてからこうなることを避けられた
・彼は私1人で抱えきれない負担を黙って背負ってくれていた
・もう一度、1人でしかできない生活を楽しむ時間を手に入れた

などの捉え方ができないか、じっくり模索してください。

出来事は1つですが、捉え方は無数にあります。

その中に、『ポジティブな捉え方』が必ずあるので、それを見つけることができれば、無理に元気を出そうとしなくても、怒りや悲しみが落ち着いて、感謝の気持ちが自然と湧いてきます。

こういった、『捉え方の切り替え』がたくさんできるようになると、物事のポジティブな面に気づくのが早くなるので、結果として性格もポジティブになります。

注意!【間違った『ポジティブ』】

くれぐれも、『間違ったポジティブ』に陥らないでください。余計面倒くさくなるので。

例えば上のケースで言うと、

①『あの人よりもっといい彼氏がきっと見つかるはず!』などの、起きてもいない、しかも確定的とは言い難い未来に勝手に期待をかけるのは、ただの現実逃避であって、ポジティブでも何でもないです。

あくまで『実際に起きている現状』の捉え方を模索してください。

②『私を捨てるなんて、そんな見る目のない男はこっちから願い下げ!』のような感じで、人を過小評価することで自分のネガティブを紛らわすのはやめましょう。

周りを汚しても自分が綺麗になるわけではありません。

③『ってか、今思ったらあいつロクな男じゃなかったし!』など、自分の気持ちに嘘をついてごまかすのもやめましょう。

ポジティブでいるということは、『暗い現実を明るい嘘で覆い隠す』ということではありません。

強調しておきますが、あくまで向き合うのは『現実』であり『確定した事実』です。

ポジティブは知性の問題

今教えたように、『ポジティブでいる』ためには、柔軟な考え方ができないといけないし、来るかどうかもわからない未来に逃げたりせず、『現に起きていること』に真っ向から向き合う勇気と誠実さが必要なんです。

いわば、『ポジティブでいる』ことは、『賢く在る』ということ。

これは知性の問題です。

私が知る限り、『何にも考えず、笑っていればいいさ』なんて気休め言ってる間抜けは、100人中100人が、いざ自分が悲しい目に遭ったら簡単にブチ切れるし、ずっと引きずります。

(そういう人結構いない?)

『ポジティブな心』が欲しくなったら、何度でもこのnoteを読み直してください。

もっと詳しく聞きたい人がいたら、コメント欄か、私のTwitterから話しかけてください。

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