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手術をする前に知っておくべき事

今日は、手術をすることによって起こる事について、話していこうと思います。
皆さんは、手術についてどんなイメージをお持ちでしょうか?
まずは、大前提として手術を初めとした、救急医療、化学治療、薬物療法などの西洋医学の特徴について説明します。
西洋医学の特徴としては、簡単にいうと、
「絶体絶命のピンチを救う救世主」です。
少し難しく言うと、

何らかの損傷や身体機能的破綻をした際に自己の代謝・免疫システム(自然治癒力)で、回復出来ない場合、人為的に自然の摂理に逆らってその危機を回避出来る。

と言うのが特徴です。
これは、そのままの意味であり、この意味は、良くもあり悪くもあります。この成果はまさに人間の知恵や科学の象徴の1つで現代において、高等動物として生きた大きな要因です。しかし、これらは悪く言うと、自分たちさえ良ければ生き残れば良いと言う、一種の傲慢さの成れの果てでもあります。生物は、生まれた瞬間、いつか死ぬ事は決まっていますし、死生観という観点で自分の人生に向き合えないという部分では人間の根底的な精神の弱さや愚かさが出ています。現代文明の1つである、VR(ヴァーチャルリアリティ)やゲームが流行って、非現実的世界の普及が高速に進みまた、出産は自宅分娩の方が珍しく、亡くなる際も自宅で息を引き取るケースも少ない事から命の尊さなどの認識・教育の質の低下は否めません。
ある事象において、それには必ず意味があり、その意味はその場なの状態や環境との関係性の上で良くも悪くもなります。

少し話は逸れましたが、手術に話を戻すと、「膝の変形や骨折」を例にとって解説していきます。
例えば、両膝が変形し、いわゆる「O脚(ガニ股)」になっていて、背中が曲がっているとします。
そこに右膝の方に強く痛みを感じているという場合、先に右膝の手術をします。
その手術をする事で、右膝は真っ直ぐになり、右膝の変形による右膝の痛みは大概軽減します。
右膝の変形に対する手術の意味はこれだけです。
ですが、身体は右膝だけではありません。
左足もあり、右腕も左腕も腰も頭もあり、これら全てを含めて自分の身体です。
右膝の手術を全体的な影響として、考えてみると、まず、左膝は変形したままで、右膝は真っ直ぐになってので、右と左の足の相対的な長さが変わります。(絶対的長さ=両足の骨の長さは同じ的する)
そうなると、骨盤が傾き、背骨が元々の猫背に加えて更に変形が生じます。そうすると腰が痛くなり、変な緊張による筋膜性腰痛や腰の神経痛などが起こります。背骨があまりに変形し過ぎると背骨は肋骨と繋がっていますので、肺に影響が出る可能性も十分にあり、肋骨の可動域が減少すると肺の伸縮性が低下し、酸素の供給が減ります。このように話を掘り進めて行くとキリがないですが、このような「ドミノ倒し」のようになって行く成れの果てが「慢性疾患・生活習慣病」になっていきます。
全ての手術でこのような事が起こるわけではありませんし、手術によって、身体の全体のバランスが変わったのであれば、それに適応するように運動学習(自分の骨格構造と重力のバランスの取り方を覚える)をリハビリで習得して行けば何も心配はありません。ただ、これまでとは全く違う体になるので感覚も大きく変わりそれに慣れて行くのは相当大変です。

なので、結論として、まずは手術に対して自分が何を求めるのか?自分の身体や生活背景的に本当に必要なのかを考える事が最優先になります。
私の話で何度も登場しますが、自分の身体や生活は自分にしか分かりません。なので、手術をしてもしなくても最終的に根本解決に導くのは自分自身です。
何をするよりどう在りたいかそれはなぜなのかを常にはっきりする習慣を身に付けていきましょう!

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