拡大


体は不自由さが増えても
心は完全に自由でありたい

動ける範囲が狭まっていっても
精神は拡大していきたい

理不尽へ引っ張られるほど
不条理に潰されそうになるほど
自由への反動がつく

自由の窓があいて
次の窓があく連鎖

自分が自分自身であるという 
当然のようでいて 
本当は とてもとても得難い自由
誰もが持っているはずのもの

外れることのない枷を引きずりながら

失って 取り戻して また失いかけて
その繰り返しが 
きっと自分を 生を広げていく
死を迎える瞬間まで

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