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心理カウンセラーとしての私の静かな怒り

久々に私の心がどうかなりそうだったので、心の棚卸しにここに記したい。


勤め先の話。
昨年私は営業の担当先が変わり、非常に面倒な取引先を2件も抱えてしまった。
売上が大きくものたまから無視はできないけど、とても厄介だから社内の営業からは煙たがれる企業。

そこに昨年からの原料高により、商品の一斉値上げの指示が会社のトップから飛んできた。

厄介な企業を2社も担当する上に、取引先が一番嫌がる値上げの交渉をしなければならない。
そしてそれは絶対に成功させるべき案件。
勿論売上のノルマも達成させることも必須。
しかも担当エリアも変更させられたので、厄介な2社以外に、まったく知らない企業を10社近く担当しなければならない。
さらにそれらの企業が住んでいる場所からは遠く離れていたので、基本的には出張ベースとなるから、取引先に渡す書類作りは基本社内でする事になる。

だから昨年は毎日深夜まで残業したり、土日にも休日出勤をしたりと、家族との時間すら犠牲にしてしまった。

それもこれも、会社の為。家族の為。
毎日襲いかかるプレッシャーで不眠症になりながら、何とか結果を残すことが出来た。

だが、会社は私の誠意を否定した。
昨年あれだけの努力と結果を出したのに、私の査定が一昨年よりも下がっていた。
そしてこの査定では、私は管理職に昇進は出来ず、給料も頭打ちとなる。

その事で今年の7月に私の上司やその上の人との面談で、入社して初めて私は激昂した。

あれだけ頑張ったのに、なぜ下げたのかと。

社内であんなに感情を剥き出しにしたのは、
初めてだった。

上司の言い分は、残業し過ぎとのこと。
じゃあ残業しなかったら結果は出せないでしょうがと、こちらからが問い詰めると、いや緊急度と重要度を考えてくれと訳の分からない事を言う上司。
いやあんた、私と一緒に毎日深夜まで残業してたでしょ。それだとあんたも出来ていないって事を証明してるよ。
それとも、この話はただの方便か?
こんなに頑張った私を貶めて楽しいか?

その上の上長に至っては、上司の査定を何も確認せずに会社に回しただけ。
私の査定が落ちていることすら確認せずに。
そしてただ一言ごめんと、上長は呟いただけだった。

何してんだよ。
本当に。

そして数日前、この冬のボーナスで私の今年上期の査定が判明した。
上司が代わり、私と年齢も近くて気さくな人が私の直属の上司となった。
私の努力も昨年落ちた査定の事も、その事で私がメンタルダウンした事も、新しい上司には話していた。
そんな上司だから、きっと査定ももとに戻るはずだと、そう勝手に期待していた。

けれども、今回の査定も横ばいだった。

もう、どうしたらいいのか
分からないや

新しい上司の元でも頑張ったのに。
この人の元なら頑張れると思ったのに。

そんな悔しさ、悲しさ、無念さで、査定が分かったその日は仕事が手につかず、一日沈痛な思いだった。
なので、その日中に私は信頼できるプロの心理カウンセラーに話を聴いてもらい、そのカウンセラーには想いの全てを吐いた。

悔しさ。
悲しさ。
無念さ。

そのカウンセラーにはとても感謝している。
こんな話を出来る人は中々いないから。
安心してしまった私は涙を流しながら、私のドス黒い気持ちをぶち撒けた。

そして私に残った感情は、
静かな怒りだった。

ここまで頑張った自分を、ここまで酷い扱いをする会社に対しての、怒り。

私は心理カウンセラー。
自分を大切にしてほしいと人には言う以上、
自分にも実践しなければ、説得力がない。

自分を大切にしたい。
だから、もう、会社とは距離を取る。

給料を頂いている以上、仕事はしっかりとする。
ただ、それだけだ。
もうそれ以上の事はしないし、
もう会社には期待しない。

その空いた時間を副業である心理カウンセラーの為の時間に充てる。

全ては、大事な人を大切にしたい事と同じ様に、自分も大切にしたいから。
心理カウンセラーとして、一貫性を保ちたいから。
会社に依存せずに、いつか自分の力で生きていたいから。
だからこの静かな怒りを、大事にしたい。

そしていつか、
あんな酷い査定を出し続けた会社に、
感謝したいから。



こんな感じで気分は塞ぎ込んでいますが、今の私の心情にぴったりな歌をご紹介します。

ランクヘッドというバンドの『自分を愛すと決めたんだ』ですが、今はこの歌を聴いて自分の心を慰めています。

歌詞やメロディが、今の心にとても響きます。
この歌を聴いて、明日からはまた頑張れそうです。

なのでいずれ記事も書きます。
また読んでくれると嬉しいです✨

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