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新人漫画原作者が1年間の連載を終えて学んだことと、今面白いWEBTOON3選
集英社のアプリ・マンガMeeにて2023年1月からスタートした漫画『死にたい人妻と溺愛強盗』。本作の原作&シナリオを担当しておりましたが、おかげさまで全60回で最終回を迎えることができました。現在は全話無料チケットで読める仕様となっています(※一定期間が過ぎると一部課金制になる可能性があります)。
読んでくださった皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!
自分にとって初の商
東京の女の子【短編小説】
「スマホ修理のビッグアップル新宿店」は、築50年の雑居ビル、新宿ラッキービルディングの4階にある。リンゴを擬人化したキャラクターの看板が目印で、呑気なビル名にふさわしい、普段は静かな俺の職場だ。だが俺はここで今、文字通り追い詰められている。
「そのスマホをよこせ」
いかついスーツの男が、接客カウンター越しに太い腕をねじ込んでくる。男の怒声に返事をする代わりに、俺は店の奥へと逃げた。わずか7坪の狭
漫画連載を始めて3か月。新人原作者が実感した3つのこと
「36歳でWebtoon原作の副業を始めた話」という記事でご報告したとおり、2023年1月から原作担当として『死にたい人妻と溺愛強盗』という漫画の連載を始め、3か月がたちました。
キャリアたった3か月、超がつくほどのぺーぺーではありますが、この人生最初の3か月で感じたこと、学んだことをここでは書いていきます。
1.スタジオ制のいいところ、難しいところ
本作はスタジオ制で制作しており、各パート