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少女都市生活

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兵庫県と東京都で活動する、少女のための劇団 【 少女都市 】がお送りします、5分で読める、小さな物語。他 http://girlsmetropolis.com/
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#演劇

軽薄な日々の楽しいことだけ

Twitterをやっている演劇関係者のあいだに激震が走った昨日、発言した本人(演劇の権威・野田…

少女都市
4年前
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こんな時だから恋と愛の話をしよう

文章を書いている。完成への道のりは遠い。いつも字数にしてみればそうたいしたことない分量を…

少女都市
4年前
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Love is Bird.

泣いた後みたいに目と鼻が乾燥している。泣いてはいない。 今日はAMの担当の大川さんと電話を…

少女都市
4年前
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舞台芸術の対価に金銭を払えない時代に

誰かに連絡をしたい、でも連絡する勇気が無い。 一人で過ごしていると世界のアップデートの場…

少女都市
4年前
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演劇に対しての今の思い

半年に一回じゃんじゃか書きたくなる日があって、今日はそういう日だ。キーボードをタップする…

少女都市
4年前
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「永遠に視点が交錯しなくても“痛み”があればわかちあえる」佐々木ののか

少女都市 第8回公演『光の祭典』によせて、文筆家の佐々木ののかさんから脚本の書評をいただき…

少女都市
4年前
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「わたし」自身の明瞭さ(生きてきたなかでいちばんしあわせだった12月の記録)

「自分が明瞭であること」これが今回の一人芝居の大テーマである。それは、演じる上でも、物語の上でも。 毎週毎週大事件が起きすぎて頭がまっしろになったり、そこから復活したり。約半年ぶりの本公演はスタートしはじめてから約1ヶ月半、毎日、自分自身がどんどん違う人間になっていくようだ。起こることには、嬉しいことも悲しいこともある。でもどちらも起こってしまったのだから仕方ない、とも思う。諦めがうまくなった、少なくとも良い意味で。2018年はそういう一年だった。 今日初めて行ったお稽古

いなくなってしまった君へ、光の祭典プロローグ(小説)

この世の中で生きていてよかったと思えるすべてのことをしよう。 ともに眠ろう。そして起きよ…

少女都市
4年前
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いま物語を書くことについて(4/22) 向井坂日記①

体調を崩して倒れた後から明確に脳みその使用可能位置が変わった。 人に対しての気づかいの部…

少女都市
5年前
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自己紹介が苦手だ

この仕事(劇作家・主宰)をしていると、書いている文章の5割が自己紹介のような気がしてくる。…

少女都市
5年前
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立教ラブストーリー

ラブストーリーを書こうと思っている。あの一瞬、目と目が合い、世界が止まった日のことを。 …

少女都市
5年前
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人生についての覚え書( 『永浜』に寄せて )

胸に苦しいものがあるの。誰かわたしを抱きしめて。と、わたしは泣くけれど、本当にわたしを抱…

少女都市
5年前
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イメージとnote

今日は完璧な日だった。 17:00に買い物に行き、近くの八百屋で98円のカブを買った。98円、そ…

少女都市
5年前
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21歳の下書きたち

高校生の頃から憧れていた批評雑誌に劇評が載った。自分へのご褒美に渋谷で油そばを食べ終わったタイミングで、「金曜日、撮影で」と言われる。 浴衣が着れる。下駄を用意しなきゃ。わたしの足は22cmで、人よりも小さいから、自分で選ばなきゃ歩けなくなっちゃうし。せっかくだし髪の毛染めたいな。明日は夜、観劇だし、いつにしよう。顔はあと3日で小さくなるのかな。胃を縮めなきゃ。いや最悪顔だけでいいのか。足首と手首が華奢なのが自分の体の中で好きなところだな。わたし、まあ、顔は可愛いし。絶世の