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FLOTUSメラニア 2018年最後にミニスカ疑惑!

2018年も残り数日。ということで、これが今年最後のエグゼクティブ・プレゼンス時評(の予定)。

それにしても、FLOTUSメラニアは、最後の最後まで見た目に関するトピックをたくさん提供してくださった2018年でした。

派手(な方向がトンチンカン)でびっくりとか、場をわきまえてなくて非難されるとか、変なメッセージが背中にプリントされていて物議をかもすとか、色々ありましたが、今回のイラク訪問から帰国した際の姿は、そのどれにも当てはまらないけれど、ある意味全てが集約されているとも言えるものであり、見る人誰もが「?」と思ったに違いありません。

それが何かというと「ミニスカ疑惑」

上の写真では、そこまでおかしく見えませんけれど、下のものは誤解を招く可能性大アリ。


原因は、色がタンのレザー・レギンスが、色的にも素材的にもあまりに彼女の肌と馴染みすぎてしまっており、一見何も履いてない脚のように見えてしまったことから。

そう見えてしまった一因は、時刻は夜で自然光がない状況だったこと。肌と色がほとんど差のない色、その上肌に吸い付くかのようにピッタリそう作り、そしてレザーという素材が、見事に第二の肌を演出してしまったこと。日中であれば足首辺りに見える実際の肌の色と質感、レギンスのレザーと色との違いも見えやすかったでしょうが、ライトが当てられていたとしても夜はその差は見えにくく、それもTVに映った映像として目にした一般視聴者には肌にしか見えなかったのでしょう。その結果、「グリーンのミニスカート姿で帰国」などと言われてしまったわけです。

ただ、ミニスカで帰国と言われてしまった(思われてしまった)のには、今年だけ振り返っても、彼女の装いが発信している数々のネガティブ・インパクトが人々の中にしっかりと刻まれて蓄積されている為、すべて良くない方向に受け取られてしまいがちという土壌がしっかり出来上がっている証拠だとも言えます。

では昼間でミニスカに見えなければ、この服装がよかったのか?というと、それはまた別問題。上着の前は全開でトウモロコシ頭だとはいえ、普通にスーツにネクタイを着用している大統領の横を歩くFLOTUSという役割の人が、レザーのレギンスというのはいかがなものか?という議論がここにあってしかるべき。伸縮がきく脚に沿うものを着用するにしても、素材は足の曲線がそのままあらわにはならない程度の張りもある、布地のものである必要があったでしょう。

しかし、このレザーのレギンス着用、メラニア夫人ご自身はどのような気持ちでいたのだろうと、ちょっとお気の毒な気もします。イラク訪問からの帰国という場面上、パンプスなど履けないため、これまた同系色のバレエ・フラットを履いるため、どの写真を見ても、全身バランスが取れておらず、下半身の丸み・重みがあらわになっており、スタイルが悪く見えて、元モデルの面目丸つぶれ。ストレッチがありながらももう少しハリのある素材であれば、こんなむっちり感は出さずに済んだのに・・・

もしかしたら夜の帰国なのにサングラス着用は、そんな自分の顔を隠したかったからなのかも?いや、それでもFLOTUSたるもの夜にサングラスはないでしょう。

何れにしても、彼女のプレゼンスやアピアランスで良い評価を得たものは・・・なかったのではないかと思われる今年。彼女(及び彼女のブレーン)は、誤解を招く、否、変な勘ぐりをされる原因を作る装いをする(彼女のブレーンがさせる)のがとても得意だということは紛れもない事実。そして、もしそれが計算の上の話題作りであり、そちらにフォーカルポイントを持って行っていき、何かから目をそらさせているのだとしたら、我々は彼女の手の掌の上でずーっと踊らされた2018年だったという締めくくりなのですけどね。

ちなみに、今回彼女が着用していたのはプラダのエメラルドグリーンのピーコート。

レザーのレギンスの足元に履いていたのは、ルブタンのバレエ・フラット。

今気づきましたが、FLOTUSとしてホリデー・スピリットを示すべく、グリーンのコートで葉を、そして足もとはタンで統一して幹を表し、自ら体を張ってクリスマス・ツリーになってくれたのかも? まぁ、もしそうだったとしても、メディアも世間一般も注目してしまったのは、「ミニスカでは?!」という点だったことには変わらないでしょうね。

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