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現代の日本の農業の問題

今日本は、農業の限界を迎えようとしてしまっている。
一世代昔には、農業は当たり前であり、子供も大人も協力して農業に携わっていた。
しかしいつしか農業から人は離れていき、高齢化が進んできてしまった。
そして工業の発展に伴い、農地が削られてしまっていった。
そして現在高齢化に伴い、農薬を使うことが当たり前になってきてしまっている。
この農薬というのがとても危険なのである。
これは一度は聞いたことがあるかもしれない。
残留農薬など問題を挙げればきりがない。
しかしこの農薬を使わざるを得ない状況になっているという事も否定できない。
今の消費者は、「安く、きれい」なものしか購入しないからである。
キュウリが曲がっているだけで買わない。という人もいたり
少し野菜が傷んでるだけでも買わないという人がいる。
その要望に合わせようとすればおのずと人手が必要になってくる。
しかし上述したように、農業は高齢化が進み、手のかかる仕事はやることができない。
だからこそ農薬を使って、その消費者の要望に応えるしかないのである。
ただ農薬が危険で、それを使わないようにしなければいけない。
というのが普通の回答だと思うのだが
それと同時に消費者の考え方も変えていかなければいけないのもまた事実である。
消費者教育というのも必要不可欠な内容なのであると私たちは考える。

農業従事者だけがどうにかすればいいという問題ではないのである。
人間として生き、食べている限りにおいて、この農業の問題は全員の問題なのである。
しかしそれを誰一人として理解できていないのが現状である。
自分には関係ないと考えているのが大きな原因である。
一人一人が、自分の問題としてとらえることができなければ、この問題が解決することはないと私たちは考えている。

戦後、農業はないがしろにされ続けてきてしまった。
もう一度農業を復活させていかなくてはいけない。
物価高騰などを通して、「」を手に入れることが出きない時期が来てもおかしくない状況となってしまっている。
今もその傾向がどんどん強くなっているのが現実問題起こり始めている。
今は大丈夫。そのような考えが一番危険です。
今だからこそ行動を起こさなければいけない。
ぜひともに立ち上がってくれる人を期待する。


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