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[解説と設問を発表]国内で完全なハイテク産業の構築を目指す中国【IT社会の英語ニュースについて議論する】第30回 4/11(木)20時 @オンライン

グローバルな場で必要な「英語力」て何?「ITと社会」を英語で理解し、発信するための新英語ワークショップ。


2023年から始まったワークショップ[IT社会の英語ニュースについて議論する]第30回開催のお知らせです。今回は書籍 [VOAで聞き読み IT社会の英語ニュース入門]のなかの [Topic 15] デジタル超大国、中国の現在という話題を取り上げます。今回、利用する教材はVOAの記事[China Works to Build Complete Tech Industry Within Borders](webでも閲覧可)を利用します。このワークショップの解説と設問を発表します。詳細は以下のセクションでご確認ください。

ワークショップ第30回「国内で完全なハイテク産業の構築を目指す中国」

今回のワークショップは、VOAが報じた記事「国内で完全なハイテク産業の構築を目指す中国」について議論します。

半導体を中心に世界中でハイテク産業の競争が激化しています。一方、ハイテク技術を搭載した製品を作るために必要な全ての原料や部品を一国で賄う事は、ほぼ不可能です。現在、あらゆる国家はハイテク製品の製造において、グローバル・サプライ・チェインに頼らざるを得ない現状があります。

一方で、単なる市場での競争だけでなく、世界では政治体制の違いや歴史的経緯から、常に様々な紛争が絶えません。世界大戦こそ80年近く回避されてきているものの、共産圏と資本主義国家体制の国々は、冷戦構造を経てなお、いまだ緊張をはらんだ関係性にあります。ソビエト連邦は崩壊して、ロシアとなり、国力には翳りがある一方、21世紀に中国は経済大国として躍進しました。

中国経済の躍進の原動力は、ハイテク産業を中心とするデジタル関連製品の製造です。一方、これらの製品を作るために必要な半導体の開発・製造において、中国は他国に後れを取っています。とりわけ、問題なのが、中国がその支配を目指している台湾に、世界随一の半導体製造設備があることです。

台湾のTSMCは、半導体の受託生産で世界最大手であり、今回の台湾の大規模地震で、改めてそのリスクが浮き彫りとなりました。

設備損傷の台湾TSMC“最先端半導体量産の新工場は復旧見通し” | NHK

あなたは、中国の技術政策と世界のハイテク産業との関連について、どう思いますか?VOAの記事はウェブで読めますので、初めての方も是非、ご参加ください。ワークショップの内容は以下のとおりです。

日時: 2024年 4月11日(木)20時~21時30分
場所: オンライン
定員: 参加者は10名程度まで(但し、見学者は含まない)
費用: 見学のみ: 500円、初回参加者:800円(オンラインのみ)~

教材は以下のHPでご確認ください。「ITと社会」の各テーマに関する解説も含まれていますので、できるだけ、テキストを購入されることをお薦めします。準備なしでは設問には答えられないと思います。設問は参加予定者及びオンライン・サロン/有料ニュースレター会員に送付します。

[教材]

China Works to Build Complete Tech Industry Within Borders

チケット

チケットは以下のYahooチケット・サイトから購入、もしくは銀行振込みでお願いいたします。

国内で完全なハイテク産業の構築を目指す中国【IT社会の英語ニュースについて議論する】第30回 4/11(木)20時 @オンライン

また銀行振り込みの場合、以下のサイトから用紙をダウンロードしてご利用ください。

解説

半導体に関するニュースが連日紙面を賑わせています。そして、近年の世界経済の活況は、半導体の開発・製造に負うところが大きく、この業界の構造を知ることで、世界経済の動きが分かるといっても過言ではありません。特に、NVIDIA・TSMCの決算や新工場の建設などについて、連日、報道が続いており、日本の株式市場にも大きな影響を与えています。一方、半導体の開発・製造には、様々な企業が関与しており、理解が簡単ではありません。それらの複雑な関係性を簡潔に説明したのが以下の記事です。

Intel・NVIDIA・TSMCは半導体業界でどんな役割を果たしているのか?

ここから先の情報、設問はイベントへの申込者、サロン/メンバー/有料ニュースレター会員、note記事購入者に公開します。

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