【2021読書】No.71〜72『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』
本日もお読みいただきありがとうございます。
昨年は、500冊の本を読みました、五木田穣(ごきたゆたか)です。
2021年71〜72冊目の読書は、
『嫌われる勇気』
『幸せになる勇気』
でした。
※なお、この投稿は、本の内容を要約する趣旨のものではございません。
あくまで個人的な感想をベースとしており、その心は、
本は自分で読んでこそ、自分の血となり肉となると考えるからです。
そこは、「知識」と「知恵」の違いであり、
「知識」を「見識」に高めるためには、
あくまで自分の知識と経験を高める必要があると考えるからです。
この記事が、何かのきっかけになれば幸いです。
読もうと思った理由
何度も読んでいる2冊ですが、読みたくなって読みました。
読んだ感想
『 #嫌われる勇気 』は、2015年に読んだのが最初です。
初めて読んだ時の衝撃は忘れられません。
そして、未来は自分で決められるんだ!と #勇気づけ されました。
そして、2016年に『 #幸せになる勇気 』を読みました。
それ以来、アドラー心理学は、私の中にしっかりと根付いております。
読み直すと、その都度その都度新しい発見がありますし、
以前より理解が深まっている自分の成長を感じます。
アドラー心理学を学ぶと、だいぶ生き方が楽になると思います。
無駄に悩まない。苦しまない。前向きに生きられる。
アドラー心理学では、人生には
「仕事」「交友」「愛」のタスクがあるとされています。
『人間関係の悩みは、すべて対人関係の悩みである』と。
そして、一番役に立つのは、「課題の分離」という考え方です。
例えば、ある問題に対して、「私の課題」と「相手の課題」があり、
それを分離して考えることができれば、
「自分がやるべきことでない、相手の問題である」と考えられます。
例えば、私のセッションで、実際にあった例ですが、
クライアントの仕事上の悩みに関して、
アドラー心理学の中の、「自己決定性」「目的論」「認知論」「ライフタスク」「ライフスタイル」「劣等感」「劣等コンプレックス」「課題の分離」などの理論から、
クライアントの悩みを整理し、課題は何で、どう行動していくか、という話をしていたら、まず、体の不調(肩こりと腰痛)が取れました。
この話は、その人が仕事先で全否定をされ、自分が間違っているという誤った認識(ベイシックミステイクス)になりかけていました。そこで「否定する人の心理」を説明し、その上司が否定してくるのは、その人が抱える「劣等感」「劣等コンプレックス」が原因であると分析し、「主観ではなく客観」で冷静に起きている事実を見ました。そうすると、自分を責める必要がないことに気がつきます。
「課題の分離」をして「共同体感覚」を持つことを前提に、上司を否定することなく、「未来志向」で、何ができるかを考えてもらいました(勝手にアイデアが湧いていたようです)。
これをした方がいいみたいなことは、こちらからは言いません。あくまで、その人の問題ですから、何をするかは、その人自身が決めることです。これを「自己決定性」と言います。
私は、体の不調をとることがメインの仕事ですが、そのために心から入ることがよくあります。心の状態が、体に反映されているということがほとんどなんです。
体に出ている症状は、あくまで症状であって、肉体だけに原因があるわけではありません。肩がこるのは、筋肉的に言えば、僧帽筋が過剰に収縮しているからと言えますが、それが原因ではありません。僧帽筋が収縮してしまう原因が別にあるんです。それは、気温や空間などの外的な要素もあれば、このような対人関係のような心理面からきているとも考えられるんです。
まあ、そんなわけで、良い復習になったし、
気持ちの原点を思い出すきっかけとなりました。
やっぱり、良い本です♪
この先も何度も読み返すでしょう。
こんな方にオススメです!
・アドラー心理学に興味がある方
・アドラー心理学の理解を深めたい方
・自分らしく生きたい方
・対人関係の悩みを解決したい方
・人生を前向きに歩みたい方
・ピンときた方
今までに読んできたアドラー関連本
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