見出し画像

体を整えるウォーキング プロローグ

歩行にはどんな効果があるのか、
どのように歩くのがいいのか、
物理的に何をやっているのか、
歩行を20年やってきて感じたことも含め
お話ししていきます。

歩行の歴史

人の歩行は四足獣から立ち上がって
いわゆる直立二足歩行になったのは
700万年前とも800万年前とも言われています。

おおざっぱ過ぎますが、単純に1000万年前として
1000万年間歩き続け、人としての身体の形を
作った訳です。

定住するようになったのが約1万年前と
言われていますので、999万年間移動し続けて
います。

定住すようになってから1万年後が現代とすると、
昭和の時代に乗り物である自転車や
車が出現し発展しました。

乗り物が出てから人は太古の時代に比べ
歩行量は、ほぼゼロになってると
思います。

人の身体の作りは全て歩行用にできている

何年か前にNHKスペシャルで
歩行している人は腰痛がない、
という情報でタンザニアに取材に
行った番組がありました。

現地の人全員に小さなGPSを渡し
普段通りの生活をしてもらい、
翌日GPSから割り出された平均歩行距離が
30kmだったと記憶しています。

男性の身体はトレーニングをしている訳でもなく
筋肉隆々でした。

森に狩りに行き獲物を追いかけ汗だくに
なっている映像でした。

この日常の行動が筋肉隆々の身体を作った
のでしょう。

運動はいらない

私は幼少より柔道を習い、
運動神経が良かったので(自画自賛)
傍ら小学校で陸上、器械体操、水泳の
選手をしていました。

学校での競技の練習は毎日で、練習が終わると
夜は柔道を習いに行っていました。

これ以上ないくらい運動をしていました。

当時、自己紹介でもかきましたが、
膝が曲がらなくなったり、片頭痛が酷かったり
子供なりに悩んでいました。

俺ってガン? 
脳腫瘍?って。

今思えば、過度な運動をすることで
体に障害が出たと考えています。
体を良くする運動、強くする運動が
かえって体を壊したのです。

やりすぎだよって言われるかもしれないですが、
丁度いいのとやりすぎの堺は
どの辺なのでしょうか?

今思うに、人には運動は必要ないと
思っています。
必要なのは歩くことだけではないか、
と考えています。

スポーツや運動は、文化を持ち文明を築き上げた
人として主に精神的な成長の手段のような
気がしています。

スポーツジムで汗をかき、
みんなで野球やテニスをし、
山でスキーをし、海でサーフィンをし
好きなスポーツすると気持ちがいいですよね。

気持ちがいいと、セロトニンがでて
ドーパミンなんかも出っちゃったら
ハッピーでやる気満々になりますね。

でも、やりすぎにはご注意を。

今後は効果抜群の歩き方など
お話をしていきたいと思います。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?