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他業界の友人: 弱い繋がりの強さ

今日はごまこんnote史上初の経営学の話。
元々ごまこんはかつて大学院修士課程で経営学(戦略論、ビジネスモデル、アントレプレナーシップ)を修身して、コンサルタントのキャリアを歩み始めた。

今日は多くの人が経験したことのある話。強い繋がりを持ついつメン(職場の人間関係)と弱い繋がりのよっ友(社外の人間関係)はどちらが大事なのかと言う疑問について、世界最先端の経営学(ネットワーク論)で認められる知見を話したい。

ちなみになぜこんなことを書こうと思ったのか。
それは、今日ごまこんは他業界に進んだ昔の友人と会って、

普段会わない社外の人と会うってやっぱり大事だなー

と思ったからです(ある面では答えです)。

強い繋がり

いつメン(職場の人間関係)の良さは何と言っても団結力。
一緒に一つのプロジェクトを進めて行くとなった時に、心から信頼を寄せている人と進められるほど心強いものはないでしょう。また、長く会ってきたからこそわかる阿吽の呼吸も強い繋がりのメリットと言える。

わかりやすく例えば、
東京事変の音楽はハッチャケているけど、一級品。
より直接的にビジネスで言えば、例えば、
Facebookのマーク・ザッカーバーグ、Appleのスティーブ・ジョブズ、SONYの井深大には、それぞれ創業時から相棒やチームがついていた。

こうした強みは長くやっていたり日常的に会っていたリト、深いコミュニケーションを取れているからこそ可能になる。

弱い繋がりの強さ

よっ友(社外の人間関係)の良さは何だろうか。
それは会話、つまりアイディアの種の新規性である。

普段からよく話す人からはすでに話したことのあるような話ばかりになりやすい。
阿吽の呼吸の表裏一体のデメリットと言える。

一方弱い繋がりの人は、あまり話さないからこそ今までにない驚きがある。
今まで知らなかったような話は、確かに人に語れるほど詳しくない。しかしそれまでに学んだ知識と繋がることで全く新しいアイディアが生まれる。


弱い繋がり同士の会話に意外な発見が多く潜む。
それが既存の知識と結びついて新しいアイディアが閃く。


新しいアイディアが欲しい、これまでと違った角度で話をしたい。常識で凝り固まってしまった頭をほぐしたい。そうした時には弱い繋がりが大事になる。
例えば、先に挙げたFacebookの創業時のアイディアはどれも弱い繋がりによるアイディアから始まっている。
またIKEAの社長は初対面の高校生と会話の時間を積極的にとっていたり、メットライフの岩瀬大輔は社外の人、特に若い人との会話を大事にしていると言う。

今日ごまこんは金融業界とITサービスベンチャーで頑張る友人と久しぶりに語り合って、凝り固まった思考がほぐれたのを実感した。
だから思った。

ちょっと頑張って、
社外の人に会うことって大事だ


より深く知りたい方は以下の記事も参考に!
<https://bnl.media/2017/05/iriyama.html>
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%8E%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC>

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