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ハート思考/❤️思考についてビザスクで講演しました

去る2月14日、ビザスクでハート思考について講演しました。

もともとA❤️アート思考と著書では書いていた内容ですが、今の会社の上司から「長い」と言われ「❤️思考」と短くしました。「アート思考」という言葉を残すことにこだわっていたのですが、確かに短い方がインパクトがあっていいですね。

元々は「アート思考とは何か」について考えたことから始まっています。過去の偉大な製品、サービス-ウォークマン、iPhoneなど-が生まれた際の経緯を調べ、それがアーティストの方法論と共通点があることに気がつきました。

共通点とは何か?個人の主観的な主張がコアにあること。そしてそれを他人に伝えるための技術が備わっていること。この二つの要素からなることが共通。

娘の部活の関係で、アマチュアオーケストラの演奏を聴く機会に恵まれました。すると「楽器を演奏している」オケと「音楽を奏でている」オケがあることに気がつきます。素晴らしい音楽には必ずその根底に「何を伝えたいか」という主張があります。絵画、文学も同様です。

そして偉大な製品、サービスにも必ずその根底に「こういうものがあるべきだ」「こうでなければならない」という主張があります。

しかしそれだけではただの心の叫び。それを人に伝える手段が備わって初めて偉大なアート、偉大なサービスになる。こう書くと当たり前のように思えるかもしれません。しかし中心に❤️がある仕事をやったことがありますか?ただアサインされたからやった。「これでいいだろう」でおしまいにしていませんか?

そうやってまとまった考えを本にしたのが

みんなで仲良く
「デザイン思考」結果を出すなら「A❤︎アート思考」: ブルーピリオドと少年ジャンプから始めるアート思考」

そして業務でひょんなことから新規事業創発に関わるようになる。ハタと気が付く。新規事業開発にこそ❤️が必要とされるのではないか。

イノベーションの理由という名著があります。そこに記載されているのは、企業におけるイノベーションがいかに反対を受けるか。正規とは異なるルートで世の中に出てくるか。そうした反対を乗り越え、ありとあらゆる可能性を逃さずに掴んでいくためにはまず発案者の強い❤️が必要。

そう考え「新規事業開発失敗あるある」にどう❤️思考を役立てることができるかについて考え語りました。

きっといつの日かアーカイブ視聴できるようになると思います。いや、それまで待てん、という方は❤️思考/ハート思考のサイトからお問い合わせください。

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