鹿児島県三島村を踏破 その6<日本全市町村踏破(制覇)>
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2017年12月30日夕方、鹿児島県鹿児島郡三島村、薩摩硫黄島。島の中央の山岳部から、南西岸の磯へ。
磯を奥へと進んで行く。
そして辿り着いたのが、硫黄島最大の名所と言っても良い、東温泉。
硫黄岳由来の酸性硫黄泉が湧き、湯船から溢れた湯が海岸へと注ぐ野湯で、究極の源泉掛け流し。
流れ込む硫黄で、海水も変色している。相当な湧出量だ。
フェリーからも、このあたりの海が白っぽく変色しているのが見えた。
洋上からは、硫黄が噴出する海岸の絶壁も見えたし、東温泉だけでなく、このあたりのあちこちで、硫黄系の物質が大量に海に流れ込んでいるのだろう。
それでは、早速入浴。時刻は17時半頃、日は沈んだがまだ明るい。贅沢な眺めだ。
東温泉の様子を動画でも。スマホからSNSでライブ配信したものの録画なので、少々画質は荒いが。
せっかくだからとのんびり浸かっていたら、二時間程経ってしまった(笑)
その間に二つのグループが入って来た。意外と旅行者がいるものだ。
後のグループの家族とは、話が盛り上がって、その車で、島内の別の温泉まで、車で連れて行って頂いた。
島の北東にある坂本温泉。潮が満ちて来ると、海水が流入する仕組みになっている。
連れて来て頂いた家族は、東温泉より先に入りに来たが、その時は潮が満ち過ぎていて、冷たくて入れなかったという。
やって来たのは20時頃。干潮は23時頃で、ダメで元々、見てみるだけでも、と思ってやって来たのだが、適温だった。
後で調べたところ、潮が引き過ぎても熱くて入れないらしいので、ちょうどいい時にやって来たのだろう。
ちなみにこちらは食塩系の湯である。
温泉から戻って来て、テント泊。年末の野宿は寒さについて懸念もあったが、さすが九州本土よりも南に位置する硫黄島、特に心配はなく、快適に眠れた。
先の投稿で何度か書いた通り、年末年始の硫黄島では一切の宿・商店が開いていない為、飲食物を鹿児島から持ち込んだ。こちらは前日の夜、鹿児島港近くで車中泊した時に撮影したもの。
次回、硫黄島を後にする。
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